これからOscar Wildeの"THE STAR-CHILD"を訳しながら読んでいきます。
まずOSCAR WILDEの略歴から。
Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde was born in Dublin on 16 October,1854 as the son of a famous surgeon and a poetess.
Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wildeは1854年10月16日にダブリンで生まれた、(広い領域・長期間にわたって)(よい意味で)有名な外科医と歌人の息子として。
Educated at Oxford,he won the Newdigate Prize for his verse in 1878.
オックスフォードで(普通以上の)教育を受けた、彼は1878年のうちに彼の韻文が理由でNewdigate賞を勝ち取った。
He was one of the leaders of a new aesthetic cult,"art for art's sake"movement and made a lecture tour of the United States,talking on "AEsthetic Philosophy."
彼は今までのものと違った美的な礼賛に関しての指導者(の中)の1人だった、”芸術の目的のための芸術”(思想の)展開そしてアメリカへの公演(観光・視察などの)旅行をした、”美的感覚のある考え方”について話すこと。
After he married a wealthy young lady in 1884,he entered upon a fruitful period of literary work and achieved fame with his brilliant plays.
彼がある富裕な若い貴婦人と1884年のうちに結婚した後、彼は文学の業績に関する多作の時期を開始したそして彼の華々しい戯曲をもって名声を(努力して)獲得した。
Yet his career was wrecked when he was sentenced to two years' imprisonment with hard labor on a charge of a moral offence.
けれども彼の(職業での)成功は彼が道徳(上)の罪に関しての責任に基づいて骨の折れる(つらい)労働がある2年の投獄の(有罪)判決を宣告された時だめにされた。
On being freed from prison,he went to north France,where he wrote his last poems and died in 1900.
刑務所から自由にされることの状態で、彼は北部のフランスへ行った、そしてそこで彼は彼の(一続きのものの)最後の(1篇の)詩を書いたそして1900年のうちに死んだ。
それでは始めましょう。まずはtitleのTheですが、最初だしきちんと辞典の定義を確認しましょうか。
the〔形)1の意が原義;副)は格変化によって生じたもの。「定冠詞(definite article)」と呼ばれる〕
形)1〔前方照応的;前述のC)U)名詞をさして〕その、この、あの、例の
2[前後関係で何をさすかわかる名詞の前で]その
3[言語外照応的;その場の状況でなにをさすかわかる名詞の前で]
4[後方照応的]a[説明の語句が付いて限定される名詞の前で]
b[最上級・助数詞の前で]
c[比較級の前で]
5[ただ一つしかない(と考えられる)ものを表す名詞の前で]
6[固有名詞と共に]a[複数形の固有名詞;山脈・群島・連邦国家・国民・家族など]
b[海・海峡・川・運河など]
c[半島・砂漠]
d[船・建造物・道路・鉄道など]
e[新聞]
f[有名な人名に伴う同格名詞[形容詞]の前で]
g[修飾語句で限定された固有名詞の前で]
7[形容詞・分詞の前で;複数扱い]a ・・・な人たち
b・・・なこと
8[総称用法;C)名詞の単数形の前で]・・・というもの
9[単数形の普通名詞の前で] ・・・の性質、・・・の機能
10[計量単位を表す名詞の前で] ・・・という単位(で)
11[複数の普通名詞・集合名詞の前で] すべての
12[通例否定文・疑問文で] 〔・・・するのに〕十分な・・・[to do],〔・・・に〕十分な[for]
13[強調する名詞の前で] 真の、一流の、あの有名な、典型的な、最も必要な
14[twenties,thirties,forties などの複数形の前で]・・・年代、・・・点台
15[the+名詞で強い感情を表して]あの・・・め
16[時を表す語の前に用いて] 現在の
17私の、私たちの
18[特定の病気を表す名詞の前で]
副)1[the+比較級・・・、the+比較級・・・として]・・・すればするほどますます・・・
2[比較級の前で]それだけ、ますます、かえって
3[副詞の最上級の前で]
・・・・・・・。
め、面倒臭い・・・。
この中から意味を見つけ出さなきゃなんねーの?やってらんね−−−−−−−!
まあそう言ってても始まんないんで、何でしょうかねえ・・・・・・・これか、形)6の固有名詞と共にって奴ね。・・・ってこれ意味書いてねえじゃん!まあ単なる飾りみたいなものですね。
はあ〜やっと最初の単語が終わったぞ。で、次がStarなんですがこれ、-で次のChildと繋がってますがな。う〜ん何でしょう。
まあ星の、でいいでしょう。花形の、スターのという意味もあるけどそれはちょっと違うかな。で、childは(大人に対して)子供。「星の子供」ですな。うーーん・・・いまいちすっきりしないけど、おそらく読み進めていけばそのあたりがはっきりするんじゃないかな?
では本文に入ります。
Once upon a time two poor Woodcutters were making their way home through a great pine-forest.
ええと・・・once upon a timeは《おとぎ話の初めのきまり文句》で昔々、ある時だそうです。二人の貧しい木こりが(規模・形の)大きなマツの森林地帯を通り抜けてわが家へ彼らの進路を行っている所だった、と。あ、makeは<距離>を行くだった。だとすると、wayは道のり、か。なんかこなれてない訳だけど、とりあえず意味は通ったんで次へ進みます。あ、今巻末のNOTES(以下N)を確認したらmaking their way homeで「家路をたどっていた」って書いてあった。
pineとforestが-で結合されてますが、この-は名詞を形容詞化する記号でしょう。あ、よく考えたらTitleのStar-Childも同じか。そうするとちょっと意味が違ってくるかなあ・・・いいや、よく分かんないし。
次、It was winter,and a night of bitter cold.
この文はcommaで区切られています。ということは、ここで二つの文に分割してもいいということですね。冬だった、そして程度が激しい寒さの性質を持つ夜。Itは無視していいものです。敢えて訳すならIt=nowと見做して「今は冬だった」ぐらいかなあ。
The snow lay thick upon the ground,and upon the branches of the trees:the frost kept snapping the little twigs on either side of them,as they passed:and when they came to the Mountain-Torrent she was hanging motionless in air,for the Ice-King had kissed her.
長いわ−−−−−−−−−−!
やってられっか−−−−−−−!
ひとしきり毒づいて、諦めて訳し始めます。
とりあえずcommaやcolonで区切られてますな。ここでぶった切ろう。コロンは辞典によると《句読点の一つ。comma,colon,semicolon,periodの順に区切りが強くなる。コロンは説明句・引用句の前や対句の間、時間(9:15)や対比数字(2:3)《two or threeと読む》などに用いる》。
最初のcommaの前後にuponがあるので、両方ともlayにかかってくる構造になっている。雪が厚く地面の上に、そして木の枝にくっついて・・・あれ・・・このlayって他動詞やんけ・・・「横たえる」っておかしいな・・・・・・なんやこのlayってlieの過去形なんかーい!紛らわしいんじゃボケー!あった、ね。Nによるとthe frost kept...side of themで「霜のせいで絶えずどちらの側の小枝もぴしぴしと鳴っていた」。これをそのまま使ったら勉強にならないので、自分でも訳してみる。霜がそれら(branches)の両方の面の上の小さな小枝をピシッと鳴らし続けた。まあそんなもんだろ。それらが通り過ぎた時に・・・それらってなんやねん。この文中の複数形の名詞を拾ってみると・・・branches,trees,twigsだけどなんかどれも違う?・・・分かんねっちゃー!一番しっくり来るのはfrostだけど複数形のsがついてないしなあ。でもいいや、frostってことにしとこ。そしてそれらが山の激流になった時彼女(Mountain-Torrent)は空気の中で静止した漂っているところだった・・・わけ分かんねー。まず、それらはその前のtheyと同じだろう。sheの意味はNより。そんで、hanging motionless。これがさっぱり。何で動詞の後に形容詞が来てるんだよう。秘密のノート(以下秘)によるとmotionlessは少ない動きのこと。すげー無理矢理だけどmotionlessはhangingの意味を補完していると考えよう。というわけは氷の王が彼女に口づけしたから。
So cold was it that even the animals and the birds did not know what to make of it.
秘によると最初はit was so coldの倒置、so-thatの構文だ。倒置inversionは言うまでもなく、SVの順を逆転させてVSの順で記述することですね。その役目としては二つ、リズムを整えることと強調だ。そんでえ、Nではdid not know what to make of itで「さっぱり分からなかった」'make of'=[少しも受動態でない、非断言的な]・・・によって(部分的にまたは一切において)理解すること。・・・わかりづれー。直訳すると「それによって理解するためのことを知らなかった」か?全部訳すと、動物達や鳥たちすらそれによって理解するためのことを知らなかったほど寒かった。
"Ugh!" snarled the Wolf,as he limped through the brushwood with his tail between his legs,"this is perfectly monstrous weather.Why doesn't the Government look to it?"
「うっ!」狼が歯を剥いてうなった、これも倒置でしょう。そのまま訳したんじゃ訳わかんないもんね。彼の(人・動物の)脚の間の彼の(馬・犬・魚などの)尾と共にやぶを通り抜けてのろのろ進んだ時に、「これは(悪い意味で)ひどく不条理な天気だ。何故政府はそれに注意しないんだ?」わざわざ尾のことを書くのがよく分からないな。そりゃ体が動いてれば尾もそれにくっついて動くでしょうよ。
"Weet! weet! weet!"twittered the green Linnets,"the old Earth is dead,and they have laid her out in her white shroud."
「ひーい!ひーい!ひーい!」Nより。次もNより、the green Linnets「緑のムネアカヒワ」linnetは普通、求愛・母の愛を表す。えー辞典にはそんなこと書いてないよ。ムネアカヒワが(チ、チ、チと)さえずった。ムネアカヒワってなんだろう。鳥でしょ、どうせ。「古い地球は死んでいる、そしてそれらはその白い死者を包む白布の中にそれの埋葬準備をしている。」theyが分からん、けど文意からsnowかfrostだと思うんだけどなあ。herはitsの代用でEarthを指すんでしょう。あ、NにThey have laid her out「地球を葬る準備をしたのだ」。
"The Earth is going to be married,and this is her bridal dress,"whispered the Turtle-doves to each other.
「地球は(まさに)結婚しようとしている、つまりこれは彼女の花嫁のドレスです、」キジバトがお互いに対してささやいた。herはbridal dressに合わせて彼女と訳しました。NではTurtle-dovesキジバト、情愛・貞節を表す。キジバトの夫婦は、一度結ばれると終生離れようとしない。つまりキジバトは自分たちの価値観を地球に投影させたというわけですね。この異常な寒さを理解しようとすることについての、さっきのLinnetsとの解釈との違いですな。秘によるとここで大文字ではじまっている単語は、全部擬人化(personification)されている。Wolfはなんでも政治のせいにする、Linnetsは悲観論者、Turrle-dovesは楽観論者とのこと。これってまるで現実の人間をそれぞれの動物に象徴したみたい。いますよね、こういう人。また修辞的疑問文=反語だそうです。これは前のWolfの疑問文のことかしら。
Their little pink feet were quite frost-bitten,but they felt that it was their duty to take a romantic view of the situation.
彼らの小さな淡紅色の足はすっかり凍傷にかかった、しかし彼らはこの事態という非現実的な景色に耐えることは彼らの(正義感・道徳・心・両親などによる)義務であると(何となく当座)思った。wasは時制の一致で過去形になってるんでしょう、そのまま訳すとおかしくなるので現在形にしてあります。itはto以下を表す形式主語ですね。
"Nonsence!"growled the Wolf.「ばかな!」と狼が怒鳴って言った。相変わらず倒置です。いつまでやるんでしょうか。
"I tell you that it is all the fault of the Government,and if you don't believe me I shall eat you."
「私はあなたにそれは政府の全ての(誤り・落ち度の)責任だと話します、そしてもしあなたが私を信じていないなら私はあなたを食べるだろう。」うーんちょっと硬い訳だな。all〜Governmentは「全て政府の責任」のほうが良かったか。それにしてもこの狼さんは何をそんなに怒っているんでしょうか。自分の説を否定されたからって相手を食べることはないでしょうにね。何か後ろめたいことでもあるのか?
The Wolf had a thoroughly practical mind,and was never at a loss for a good argument.
その狼は徹底的に現実的な意見を持っていた、そして上等な(事実・論理にもとづく)議論に(どんな状況においても)決して困らなかった。どう訳すか迷った単語がいくつかあったけど、まああまり外してはいないだろう。goodはちょっと意訳して「建設的な」にしようかとも思ったけど、今までの流れを見る限りとても建設的な議論ができるとは思えないな。Nではnever at a loss for a good argument「もっともらしい理屈をつけるのに決して困らなかった」えー全然違うじゃん!for a good argumentが「もっともらしい理屈をつけるのに」なんてわかんねーよ。
"Well,for my own part,"said the Woodpecker,who was a born philosopher,"I don't care an atomic theory for explanatios.If a thing is so,it is so,and at present it is terribly cold."
また長げーなあ・・・wellを辞典で見ると[即答を避けることで慎重さ・誠実さを表す]なんて書いてある。じゃあどうすりゃいいんだよお。適当に処理しとくか・・・「ふむ、私の独自の部分」いや待て。おかしいだろそんなの。辞典では・・・for one's(own)part自分としては、自分に関する限り。これだ。キツツキが言った、そしてその人は生れながらの哲人だった、「私は説明に関して原子論に関心がない。もし問題がそんな風にあるならば、それがそうあるならば、すなわち現在は恐ろしく寒い。」何この持って回った回りくどい言い方。そんでどんな結論が出てくるかと思いきや「寒い」だと。バカじゃねーのこの啄木鳥。何が生れながらの哲人だよ。あ、bornはbearの過去分詞形だと思ったらこれで形容詞の意味もあるんですね。あ、Nではfor my own part「私自身としては」'for my part'=as far as I am concerned.If a thing is so,it is so,「物事は、なるようにしかならぬ」うわ間違った!あーIfは直後のit is soの方にかかってくるのね。
Terribly cold it certainly was.また倒置表現ですな。倒置が好きですね、この作者。本来の語順に戻すとIt was certainly terribly cold.ですかね。実にものすごく寒かった。
The little Squirrels,who lived inside the tall fir-tree,kept rubbing each other's noses to keep themselves warm,and the Rabbits curled themselves up in their holes,and did not venture even to look out of doors.
長い・・・・途中でcommaがあるのが救いですが。小さなリス、そしてその人は背の高いもみの木の内部に住んでいた、は彼ら自身を暖かくしておくためにお互いの鼻を(上下に・円形に繰り返して)こすることを続けた、そしてウサギ達は彼らの穴の中で体を丸くした、そしてあえて扉の外側を見ることさえしなかった。
The only people who seemed to enjoy it were the great horned Owls.それを楽しむように思われた唯一の人々は巨大な角のあるフクロウだった。「唯一の人々」って何かおかしいけど今適切な表現が出てこない。Nではthe great horned Owls「大きな(角のような)耳をしたフクロウ」あ、耳なのか。
Their feathers were quite stiff with rime,but they did not mind,and they rolled their large yellow eyes,and called out to each other across the forest,"Tu-whit! Tu-whoo! Tu-whit! Tu-whoo! what delightful weather we are having!"
もう長いとか言いません。これぐらいの長さが標準なんだ、きっと。諦観。彼らの羽毛は霜ですっかり堅かった、しかし彼らは気にしなかった、それにまた彼らは彼らの大きな黄色い目をぎょろぎょろさせた、「ほーほー!ほーほー!なんという人を愉快にさせる天気を私達は経験しているところだ!」以下、訳の酷さは突っ込まないように。stiffにはやっかいな、骨の折れるという意味もありますね。This work is quite stiff.
On and on went the two Woodcutters,blowing lustily upon their fingers,and stamping with their huge iron-shod boots upon the caked snow.引き続き木こりたちは進んだ、彼らの指の上に力強く息を吹きかけている、そして固められた雪の上で彼らの巨大な鉄(の先端)に金具をつけた長靴で踏みつけている。Nではiron-shod「すべり止めの鉄の底がついた」そうですか。
Once they sank into a deep drift,and came out as white as millers are,when the stones are grinding;and once they slipped on the hard smooth ice where the marshwater was frozen,and their faggots fell out of their bundles,and they had to pick them up and bind them together again;and once they thought that they had lost their way,and a great terror seized on them,for they knew that the Snow is cruel to those who sleep in her arms.
・・・・・・・・。
長いといわない、といった直後にこれですか。ま、やりますけどね。やればいいんでしょう、やれば。あ、やるときゃやらなきゃダメなのよでも聴きながらやりますか。
(過去の)ある時に彼らは深い(雪・砂の)吹き寄せに(徐々に)陥った、そして粉屋がそうであるのと同じほどすっかり白になった、石が挽いているところである時はいつも;そしてかつて彼らは湿地の水が凍ったかたいなめらかな氷の上で(つるっと)滑って転んだ、そして彼らの(燃料用の)まき束はそれらの(手紙・衣類などの)束の状態で倒れた、それで彼らはそれらを拾い上げそして再び一緒にしてそれらを縛らなければならなかった;そして彼らが彼らが彼らの進行方向を見失ったことがあったことを考えたやいなや、すると非常な恐ろしさが彼らを掴んだ、というわけは雪はそれの上肢の中で眠る人たちに対して冷酷であると彼らは知っていたからである。
millers areの後にはsoかなんかが省略されているんでしょう。came outは最初come outの連語で訳したんですが、これだと全然意味が通らなくなるのでoutを独立の副詞として訳しました。marshwaterは辞典に無いのでmarsh-waterとして訳しました。秘によるとSnowは雪の女神。Nではlost their way「道に迷った」a great terror seized on them「二人は物すごくぞっとした」。彼らが彼らが彼らのって、悪文の見本みたいな文ですね。わかりやすい文章を書きたいならこういう入れ子構造の文はなるべく使わないようにしましょう。秘によるとfaggots粗朶を集めて紐か何かで縛ったのがbandles薪束だそうです。
But they put their trust in the good Saint Martin,who watches over all travellers,and retraced their steps,and went warily,and at last they reached the outskirts of the forest,and saw,far down in the valley beneath them,the lights of the village in which they dwelt.
しかし彼らは(道徳的に)立派な聖マーティンの中に彼らの強い期待を置いた、そしてその人は全ての旅行者たちについて見守る、そして彼らの歩みをあと戻りした、そして油断なく進んだ、そして(長い間待って、いろいろ努力して望ましいことが)ついに彼らは森の中心から離れた地域を引き返した、そして見えた、彼らの下の(山と山の間の、しばしば川が流れている)低地の中の遠くの下手に、彼らが住んだものという村落の灯りが。NではSaint Martinフランスのツールの司教で、宿屋の主人の守護聖人。retraced their steps「来た道を戻った」far down in the valley beneath them「眼下のはるか下の谷間に」far downをどう訳すか迷ったんだよなあ。結局これで一纏めの副詞と考えました。
So overjoyed were they at their deliverance that they laughed aloud,and the Earth seemed to them like a flower of silver,and the Moon like a flower of gold.
彼らの救出を知って彼らは(非常に)大いに喜んだので彼らは(人に聞こえるほどに)声を出して笑った、そして地球は銀の花のような彼らのように思われた、そして月は金の花のような彼らのように思われた。Nではdeliverance「救出、救助」。Moonの後にはseem to themが省略されてますね。
Yet,after that they had laughed they bacame sad,for they remembered their poverty,and one of them said to the other,"Why did we make merry,seeing that life is for the rich,and not for such as we are? Better that we had died of cold in the forest,or that some wild beast had fallen upon us and slain us."
けれども、彼らが笑ったことの後に彼らは(変化して)悲しい状態になった、という理由は彼らは彼らの貧困を思い出したから、すると彼らの中の一人が(2つのうちで)もう一方の人へ言った、「なぜ私たちははしゃいだのか、人生は裕福な人たちのためにあるから(には)、そして私たちがそうであるようなためにはない?私たちがこの森の中で寒さのため死んだことがよりよかった、またはいくらかの野生の四足獣が私たちを襲ってきたそして私たちを虐殺したことが。」Betterの前にはIt isが省略されていると考えます。秘ではlife「生」。Nではseeing that「である点からすると」Better that...=It would have been better that...「・・・より良かったであろうに」、か。fall upon=to attack eagerly。
"Truly,"answered his companion,"much is given to some,and little is given to others.Injustice has parcelled out the world,nor is there equal division of aught save of sorrow."
「本当に、」彼の仲間は答えた、「たくさんはある人へ与えられる、そして少ししかないものは他の人たちへ与えられる。不公平はこの世界を通り抜けて分配されている、そしてまた悲哀のを除いて何でもに関する平等な分配がない。」NではInjustice has parcelled out the world「不公平が世の中を分けている」'parcel out'=to divide into parts or shares.
But as they were bewailing their misery to each other this strange thing happened.
しかし彼らがお互いへ彼らのみじめさを深く嘆き悲しんでいるところだった時にこの不思議な出来事が起こった。
There fell from heaven a very bright and beautiful star.
そこに天から非常に(光を出して・反射して)輝いているそして美しい星が(引力で)落ちた。
It slipped down the side of the sky,passing by the other stars in its course,and,as they watched it wondering,it seemed to them to sink behind a clump of willow-trees that stood hard by a little sheepfold no more than a stone's-throw away.
それは空の側面を下ってずり落ちた、それの(物が進む)道(筋)の中のほかの星のそばを通って(向うへ)通り過ぎている、そして、彼らが不思議に思っているそれを観察したとき、石を投げて届くほどの距離にすぎない向うへ小さな羊の囲いのすぐそばにしっかりと立っていたヤナギの木の木立ちのうしろに没するように彼らにとって思われた。いやwonderingの処理に困った。仕方ないのでitにくっつけちゃいました。その次のit seemed to...もぴったりくる文型がない。とりあえず意味が取れるようにしてみました。stone's-throwは辞典では-で繋がってなかったけどまあ同じでしょう。Nではthe side of the sky「天の一斜面」willow-trees キリスト教ではヤナギはキリストの福音のエンブレムである。a little sheepfold no more than a stone's-throw away「ほんの目と鼻の先にある小さな羊小屋」
"Why!there is a crook of gold for whoever finds it."they cried,and they set to and ran,so eager were they for the gold.「まあ!(誰か知らないが)それを見つける人にとって金の羊飼いのつえがある。」彼らは叫んだ、そして彼らはけんかをはじめたそして走った、彼らはその金に関してとても熱心だった。NではWhy!「あっ!」(驚きを表す間投詞)crook《牧羊者の》柄の曲がった杖。S字形の杖は、神の力と伝達、連絡を示す。set to and ran=bagan to run。うわなんだ間違ったじゃん。crookは何か分からなかったけど直前にsheepfoldがあったのでそれに関連付けてみました、結果的に当たってた。
And one of them ran faster than his mate,and outsrripped him,and forced his way through the willlows,and came out on the other side,and lo!
そして彼らの中の一人が彼の連れに比べてより速く走った、そして(競争で)彼を追い越した、そして彼のヤナギのために進路を押し進めた、そして向うの側に沿って現れた、すると見よ!あーthroughをどう訳していいか分からん。came outも。ちょっと苦しいけどこんな感じでどうでしょう。
There was indeed a thing of gold lying on the white snow.白い雪の上に横たわっている金で作った物体が確かにあった。うほーこりゃ急ぎたくなるのも分かりますねえ。でもこれ絶対裏切られると思ったのに。近づいてみたら実はたいしたものじゃなかった、そして木こりたちはつまらないものに余計な体力を使って消耗してしまい、・・・みたいな展開を希望しました。
So he hastened towards it,and stooping down placed his hands upon it,and it was a cloak of golden tissue,curiously wrought with stars,and wrapped in many folds.
それで彼はそれの方へ急いで行った、そして身をかがめたそしてそれの上に彼の手を(特定の位置・状態に)置いた、するとそれは金(製)の(薄くて軽い)織物の(通例袖なしの)マントだった、星形(のもの)で、物珍しそうに刺繍された、そして多くの折り目をなして包まれた。downとplacedの間に本来ならandが入るはずなんだけどなあ。動作の連続性を強調するために省いたのか?そう思うことにする。wroughtって何だよworkedでいいじゃんかよー。と思ったらこの意味の場合はwroughtを使うのか。何となく思ってたけどやたら古風な表現とか堅い言い回しが出てきますね、この作品。curiouslyがなんだかよく分からない訳になってますが仕方ない。Nではa cloak of golden...in many folds「幾重にも折りたたまれ、手のこんだ星の刺しゅうがしてある金色の薄絹のおくるみ」'curious'《古・雅》綿密な、入念の(minutely,careful)いや分かるかよ、そんなの!goldenは金のじゃなくて金色の、か。
And he cried out to his comrade that he had found the treasure that had fallen from the sky,and when his comrade had come up,they sat them down in the snow,and loosened the folds of the cloak that they might divide the pieces of gold.
そして彼は彼が空から落下した例の財宝を見つけたと彼の(労苦を共にする男の)仲間へ大声で言った、そして彼の仲間が近づいたとき、彼らは雪の中に彼らを座らせた、そして彼らが金の1つを分け合うことができたそのおくるみの折りじわをほどいた。彼らは彼らを座らせたって変だよなあ。金の1つって変だよなあ。mightをどう取るかですが、mayの直説法過去としました。Nではsat them down=sat down.ああ、やっぱりね。
But,alas!しかし、ああ!no gold was in it,nor silver,nor,indeed,treasure of any kind,but only a little child who was asleep.
少しの金もそれの中になかった、銀もまた、もまた、本当に、何の種類の財宝も、眠っていたただ小さな子供だけの他は。秘によるとnot-but→no,nor,...,butだそうです。つまりこれはnot A but Bの変形ってことでしょうか。
And one of them said to the other:"This is a bitter ending to our hope,nor have we any good fortune,for what doth a child profit to a man? Let us leave it here,and go our way,seeing that we are poor men,and have children of our own whose bread we may not give to another."
すると彼らの中の一人がもう一方の人へ言った:「これは私たちの期待に対してむごい(話・劇・映画などの)最終部分だ、そしてまた私たちは何の良い運も持っていない、ある子供をある(男女を問わず不特定の)人へ得をすることのために?ここで私達にその子を置き去りにさせなさい、そして私たちの進路を進ませなさい、私たちは貧しい男達であることからして、そして私たちの自分自身の私たちが他人へ与えてはいけないパンを持ちなさい。ナニこれ難しいんですけど。Nではdoth《古》does -th,-eth動詞の三人称・単数現在形を作る(現代英語の-s,-esに当たる)。出たよもう、現代英語で書いてくれよ・・・で、own whose bread we...の流れ、前後からwhose breadにかかってくるって酷くないですか。訳しにくいったらありゃしない。
But his companion answered him:"Nay,but it were an evil thing to leave the child to perish here in the snow,and though I am as poor as thou art,and have many mouths to feed,and but little in the pot,yet will I bring it home with me,and my wife shall have care of it."
しかし彼の仲間が彼に答えた:「いや、しかしこの雪の中でここで(不慮の事故・災害・戦争などで)死ぬまでこの子供を置き去りにすることはひとつの(道徳上)悪い行為だった、それにまたそなたがそうであるのと同じくらい私も貧しいけれども、そして養うべき多くの(食べる口をもつ)人を持っている、そして(魚などを捕る)わなの中にほんのわずかしかないもののほかは何もない、けれども私は私と一緒にわが家にその子を連れて来ますよ、そうすれば私の妻はその子について世話をすることになろう。」
itがto leave以下を表す単純な構文と思いきや、なんでwereなの?いやもう分かんないしいいや。あとartの後にsoを補いました。little周辺も同様。haveとcareの間にもaを補いました。ではNで答え合わせ。it were an evil thing=it would be an evil thing.悪い行為かもしれない、か。but(文語の)only;just、まあ外してはいないでしょう。
So very tenderly he took up the child,and wrapped the cloak around it to shield it from the harsh cold,and made his way down the hill to the village,his comrade marvelling much at his foolishness and softness of heart.
それで非常に慎重に彼はその子供を抱き上げた、そして厳しい寒さからその子を保護するためにその子の周りにそのおくるみを巻きつけた、そして彼の進路に村へ丘を降ろさせた、彼の仲間は彼の愚かさと心の優しさにとても驚いていた。made以下が苦しいが・・・あとcomradeの後にwasを追加。
And when they came to the village,his comrade said to him,"Thou hast the child,therefore give me the cloak,for it is meet that we should share."
そして彼らが村へ到着したとき、彼の仲間が彼へ言った、「そちはその子供を持っている、したがってそのおくるみを私に与えなさい、という理由はそれは私たちが(公平に)分かちあうべき(会の)集合者だからです。」
何だよmeetって。分かんねーから適当に訳しちゃったけど。でもこの片割れ、性根の腐り具合が出てきましたな。厄介物は他人に押し付けて、自分はいいものを分捕ろうってわけですか。ナニが「公平に分かちあうべき」だよ。現実にもいるよなあ、こういうクズが。あ、秘によるとmeet=naturalだと。そんなの何処見れば分かるんだよ。まあでもやっぱりクズだわ、こいつ。Nではmeet=《古》適当な(fit)(現)。あー古語だったのね。そりゃあ現代英語の辞典開いても載ってないわなあ。
But he answered him:"Nay,for the cloak is neither mine nor thine,but the child's only,"and he bade him Godspeed,and went to his own house and knocked.
しかし彼は彼に答えた:「否、というわけはこのおくるみは私のものでもそなたのものでもないから、そうではなくて単にこの子供のものだ、」そして彼は彼にGodspeedを言った、そして彼の自身の家へ行ったそしてトントンとたたいた。Godspeedがわかりまへん。Nではbade him Godspeed「彼が無事に家に着くことを祈った」Godspeed(成功や道中安全の祈願)わかるかーーーーい!そんなもん。
しかしこの爺さん(年がわからないので勝手に爺さんにしている)、すばらしいですな。このクズの言い分を正論で見事に退けました。
And when his wife opened the door and saw that her husband had returned safe to her,she put her arms round his neck and kissed him,and took from his back the bundle of faggots,and brushed the snow off his boots,and bade him come in.
そして彼の妻がその扉を開けそして彼の夫が彼女まで安全に戻ったのを目にしたとき、彼女は彼女の腕を彼の首の周りに置いたそして彼に口づけした、そして彼の背中から粗朶の巻き束を手に取った、そして彼の長靴から(離れて、はずれて)その雪を(ブラシ・手などで)払いのけた、そして中へやってくるように彼に命じた。
to herは彼女の所に、とするべきだったか。あとsafeの扱いに困った、少々苦しいけど副詞と考えました。bade himは彼に言った、ぐらいか。命じたって、帰ってきた夫をキスで迎える妻の行為じゃないよなあ。
But he said to her,"I have found something in the forest,and I have brought it to thee to have care of it,"and he stirred not from the threshold.
しかし彼は彼女へ言った、「私は森の中で何かあるものを見つけてしまった、そして私はそれの世話をするためになんじにそれを連れて来たところだ、」そして彼は(玄関・戸口の)敷居から動かなかった。stirred notってのも昔風の表現なんでしょうか。普通ならdidn't stirだよなあ。Nではstirred not=did not stir 古い否定形は、助動詞doを用いないで、本動詞の後にnotを付ける。ああやっぱりそうか。
"What is it?"she cried.「それは何ですか?」彼女は大声をあげた。
"Show it to me,for the house is bare,and we have need of many things."「私へそれを見せなさい、というわけはこの家は(あるべき)覆いがないから、そして私たちは多くのものの(差し迫った)必要性を持っているから。」なんだか雲行きが怪しくなってきました。それにしても覆いがない家ってなんだ?屋根がない家?まさか。Nではbare=empty.なんだそうかあ。
And he drew the cloak back,and showed her the sleeping child.
そして彼は後ろへそのおくるみを引き寄せた、そして彼女にその眠っている子供を見せた。sleepingは動詞にingが付いて形容詞化したもの、と。
"Alack,goodman!"she murmured,"have we not children of our own,that thou must needs bring a changeling to sit by the hearth? And who knows if it will not bring us bad fortune? And how shall we tend it?"
「悲しや、親愛な君!」と彼女はつぶやいた、「私たちは私たちの自分自身のものの子供たちを持っていない、そなたは炉床のそばに座るだけの価値のある(民話で妖精が子供をさらい、代りに残す醜い[ばかな])取替えっ子をどうしても連れてくるとは?そしてその子が私達に有害な運命をもたらさないだろうかどうか誰が知っていますか?そしてどのように私たちはその子を(義務・慈善で)世話することになるでしょうか?」
いや難しいなあもう。goodmanは辞典に無かったのでgood manとして訳しました。これは皮肉とか軽蔑的な意味ですね。have weは倒置なのか疑問形なのか、はっきりせい!ここでは倒置ととりました。この作者倒置好きだし。must needsはなんとこれ一組で動詞なんですね。《時に「愚かにも」といった皮肉を含む》だそうです。Nではgoodman《古・方言》(家の)主;夫。分かるかよ!そんなの。that〔判断の標準〕(・・・である・・・する)とは。これは当たったな。'needs'(副詞)=of necessityどうしても、必ず、是非。いやでもそうすると今度はmustが訳せなくて困るんですけど。
And she was wroth against him.そして彼女は彼に対して激怒していた。まあ当然ですな。
"Nay,but it is a Star-Child,"he answered;and he told her the strange manner of the finding of it.
「いやむしろ、その子は星の子供だ、」彼は答えた;そして彼はその子についての発見に関しての奇妙な方法を彼女に話した。
butは《反対・意外などの気持ちが加わるが、ほとんど意味がなく、後に述べる(重要な)内容に対しクッション的な役割を果すつなぎ語》です。mannerがよく訳せん。
But she would not be appeased,but mocked at him,and spoke angrily,and cried:"Our children lack bread,and shall we feed the child of another? Who is there who careth for us? And who giveth us food?"
しかし彼女は(どうしても)譲歩されようとしなかった、そうではなくて彼をあざけった、そして憤慨して話した、そして叫んだ:「私たちの子供たちはパンを(十分)持っていない、それなのに私たちはもう一人の子供を養うことになるでしょうか?私達にとって心配する人がいますか?そしてだれが私達に食べ物を与えますか?」
うーん分かんねーなー・・・あんたさっき自分達には子供がいないって言ったじゃん。Who is thereの文はどういう構造になってんの?苦しいけど二つめのwhoは前のWhoにかかっていると見ました。
"Nay,but God careth for the sparrows enen,and feedeth them,"he answered.
「いや、しかし神はスズメさえも世話します、そしてそれらにえさを与えます、」彼は答えた。Nによると長いんで書きませんが聖書から。そういえばあったなあ。
"Do not the sparrows die of hunger in the winter?"she asked.「スズメは冬の間に飢えのため死にませんか?」彼女は尋ねた。
"And is it not winter now?"「そして今冬ではありませんか?」
And the man andwered nothing,but stirred not from the threshold.するとその男は何も答えなかった、だが戸口から動き出さなかった。
And a bitter wind from the forest came in through the open door,and made her tremble,and she shivered,and said to him:"Wilt thou not close the door?There cometh a bitter wind into the house,and I am cold."
それから森からの身を刺す風が開いた扉を通り抜けて入ってきた、そして彼女に身震いさせた、そして(一時的に)震えた、そして彼へ言った:「扉を(ゆっくり)閉じなさい?そこは家の中へ厳しい風がやって来ます、そして私は寒気がします。」Thereの訳し方がなあ・・・
"Into a house where a heart is hard cometh there not always a bitter wind?"he asked.
「(喜怒哀楽などの感情の宿る)心が無常なところの家の中へいつも身を刺す風がそこへやって来ませんか?」彼は尋ねた。thereが邪魔だなあ。これがなけりゃすっきり訳せるのに。thereはInto〜hardまでの強調と考えました。Nでは"Into a house where a heart is hard cometh,there not always a bitter wind?"「心が冷たい家の中には、いつも冷たい風が吹き込んでこないかい。」
And the woman answered him nothing,but crept closer to the fire.するとその(成人した)女は彼に何も答えなかった、しかし(料理・暖房用の)火の方へより接近してゆっくり動いた。answerには実はこの文型はないんですが、こう取るしかないでしょう。
And after a time she turned round and looked at him,and her eyes were full of tears.そしてある時の経過のあと彼女はぐるりと向きを変えたそして彼を(じっと)見た、すると彼女の目は涙であふれるほどいっぱいだった。
And he came in swiftly,and placed the child in her arms,and she kissed it,and laid it in a little bed where the youngest of their own children was lying.
そして彼はすばやく(部屋・家などに)入った、そして彼女の腕の中にその子供を(特定の位置・状態に)置いた、すると彼女はその子に口づけした、そして彼らの自身の子供たちの中の最も年少の人たちが横になっているところだった小さな寝台の中にその子を横たえた。
And on the morrow the Woodcutter took the curious cloak of gold and placed it in a great chest,and a chain of amber that was round the child's neck his wife took and set it in the chest also.
それから翌日の時に例の木こりは金色の性質を持つその凝ったおくるみを手に取ったそして(規模・形の)大きな(通例木のふたつきの丈夫な)衣類・道具・金・薬などの保存用の箱の中にそれを置いた、そしてその子の首を取り巻いてあったこはく色の鎖を彼の妻は手に取ったそして同様に例の箱の中にそれを(ある特定の場所・状態に)配置した。これ、a chain〜neckは本来ならtookの後でしょう。倒置ですよね。この作者倒置好きだし。amberがこはくなのか、それともこはく色なのか迷ったけど、色の方で訳しました。こはくで鎖なんて作れないだろ。Nではa chain of amber「琥珀の首飾り」琥珀は、赤子や花嫁に幸福と長命、兵士には身の安全を与えると信じられている。何だよやっぱり琥珀そのものかよ!あーchainが首飾りならそれで通るなあ。
So the Star-Child was brought up with the children of the Woodcutter,and sat at the same board with them,and was their playmate.
その結果その星の子供は木こりの子供たちと一緒に育てられた、そして彼らと一緒に同一の食卓に座った、そして星の子供は彼らの(子供の)遊び友だちだった。Nには'bring up'=to educate and care for in the family until grown-up.なんて書いてあるけどさあ、care forには自動詞の意味なんてないよ、俺の辞典には。まあいいやあ・・・
And every year he bacame more beautiful to look at,so that all those who dwelt in the village were filled with wonder,for,while they were swarthy and black-haired,he was white and delicate as sawn ivory,and his curls were like the rings of the daffodil.
それから毎年彼は(変化して)(じっと)見るだけの価値のあるより美しい状態になった、その結果村に住んだすべての人たちは驚嘆の念でいっぱいにされた、というのは、彼らが浅黒かったそして黒色の頭髪をしていたのに、彼は象牙をのこぎりで切られたように白く優美だった、そして彼の巻き毛はラッパズイセンの輪のようにあったから。sawn ivory、受動態に目的語が付くってあんま見ないよなあ・・・秘によるとtheyは木こりの本当の子供たち、delicateはこまやかで美しい。なんだ俺村の人たちのことかと思ったよ!delicateはまあ、大体合ってるかな。Nではsawn「(のこぎり)で挽いた、切り取った」やっぱりこれでいいのか・・・でも美しさを表現するのにのこぎりで挽くって、なんか合わないというか腑に落ちないというか・・・
His lips,also,were like the petals of a red flower,and his eyes were like violets by a river of pure water,and his body like the narcissus of a field where the mower comes not.
彼の唇、同様に、は赤い花の花弁のようにあった、そして彼の両目は清い水からなる川の(すぐ)そばのスミレ(の花)のように在った、そして彼の胴体は草を刈る人がやって来ないところの(広々とした)野原のスイセンのように在った。bodyは広義の(人・動物の)からだの意味と、狭義の(頭・手足を除いた)からだの意味がありますが、ここまでズラズラとからだの各部分の描写があったので狭義の意味としました。
Yet did his beauty work him evil.けれども彼の美はほんとうに彼を働かせて有害な(状態)にした。did workはworkedの強調でしょう。evilは邪悪な、の意味もありますがこの段階ではまだそこまで限定できないと思うのでより広い意味にしました。Nではwork him evil「彼には仇となった」。
For he grew proud,and cruel,and selfish.というのは彼はいばる(状態)になったから、(それに)また冷酷な、(それに)また利己的な。selfishを辞典で調べてたら3頁ぐらいself-の複合語で埋め尽くされてたよ!なんだこれ。
The children of the Woodcutter,and the other children of the village,he despised,saying that they were of mean parentage,while he was noble,being sprung from a Star,and he made himself master over them,and called them his servants.
木こりの子供たち、そしてその村のそのほかの子供たち、彼は(つまらないものとして)軽蔑した、彼らは卑しい生まれ出のだったと主張している、彼は高貴だったのに、星からの出であられている、そして彼は彼自身を彼らを支配して(男の)主人にした、そして彼らを彼の使用人と呼んだ。ひでえ。Nではwere of mean parentage「卑しい生まれで」being sprung from=having sprung from。
No pity had he for the poor,or for those who were blind or maimed or in any way afflicted,but would cast stones at them and drive them forth on to the highway,and bid them beg their bread elsewhere,so that none save the outlaws came twice to that village to ask for alms.
少しの哀れみも彼は貧しい人たちに関して持っていなかった、または目の見えないまたは(怪我で)不具になったまたはどの点でも(肉体的・精神的に)苦しむ人たちに関して、しかし彼ら目がけて(よく)石を投げたものだったそして街道へ前方へどんどん彼らを追いやったものだった、そして彼らのパンをどこかほかの所で(熱心に)請うように彼らに命じたものだった、そのためだれひとり(貧民救済の)施し物を求めるためにその村へもう一度やってきた(社会からの)追放者を救わなかったものだった。butの取り方がいまいち。あとwouldはsaveまでかかってますね。現在形になっているのがいわばヒントですかね。Nではdrive them forth on to the highway,「彼らを街道へと追い立てて、」save・・・を除けば。うわ間違った!全然違う意味になっちまうよ、常習的犯罪者を除けばだれひとりやって来なかった、か。何だよsaveは動詞じゃなかったのかよ〜。
Indeed,he was as one enamoured of beauty,and would mock at the weakly and ill-favoured,and make jest of them;and himself he loved,and in summer,when the winds were still,he would lie by the well in the priest's orchard and look down at the marvel of his own face,and laugh for the pleasure he had in his fairness.
(外見上と違って)実は、彼は美に夢中になってひとりとしてあった、そして病弱なそしてひどく気に入られている人たちを(よく)あざけったものだった、それにまた彼らに関してひやかしをしたものだった;そして彼自身を彼は愛していた、そして夏の間に、風が風のなかったとき、彼は聖職者の(主に非柑橘の)果樹園の中の泉のすぐそばで(よく)横になったものだったそれにまた彼の自身の顔つきの(信じられぬほどの)驚くべきことを見下ろしたものだった、そして彼の(皮膚の)白さについて彼が持っていた満足が理由で(声を立てて)笑ったものだった。自分の顔を見下ろすっておかしいよなあ。鏡もないのにどうやって自分の顔を見るんだよ。Nではenamoured of beauty「美しさに魅せられた」'be enamoured of'=fond of,delighted with and inclined to use.〜が大好きである、〜を喜ぶそして使いたいと思う、か?ill-favoured「醜い、不器量な(ugly)」make jest of「・・・をからかう」いやもう間違いまくってますな。look down at the marvel of his own face=look down at his own marvelous face.結局同じだな。fairness「美しさ」'fair'=(old use)baautiful.あーそういう意味もあったのか。しかしイヤな小僧になっちまったもんですな。
Often did the Woodcutter and his wife chide him,and say:"We did not deal with thee as thou dealest with those who are left desolate,and have none to succour them.Wherefore art thou so cruel to all who need pity?"
しばしば木こりと彼の妻はやっぱり彼をしかった、そして言った:「私たちは不幸なままにしておかれる人たちに対して(ある態度で)なんじがふるまうようになんじと交際しませんでした、それなのに彼らを援助するための何ひとつ持っていません。どういう理由でなんじは全ての同情を必要とする人(たち)に対してそんなに非情なんですか?」NではWherefore「何故」=(old use)why.
Often did the old priest send for him,and seek to teach him the love of living things,saying to him:"The fly is thy brother.Do it no harm.The wild birds that roam through the forest have their freedom.Snare them not for thy pleasure.God made the blind-worm and the mole,and each has its place.Who art thou to bring pain into God's world? Even the cattle of the field praise Him."
しばしば例の年老いた司祭はほんとうに彼に来てくれるように頼んだ、そして生きているものに関して(の)(肉親・友人・祖国・動物などへの)愛情を彼に教えようと努めた、彼に対して言ったこと:「飛ぶ昆虫はなんじの兄弟です。それに少しの(物質的・肉体的・精神的)損害も与えてはなりません。森のあちこちを(自由に楽しく広範囲に)歩き回る野生の鳥はそれらの(束縛・拘束のない状態を積極的に享有する)自由(の状態)を経験します。そなたの満足のためにそれらをわなにかけてはなりません。神はアシナシトカゲやモグラを作りました、そして各々はそれの居場所を持っています。何の権限でそちは神の世界の中へ苦しみをもたらすのか?(広々とした)野原の家畜さえも彼を(言葉・歌で)賛美します。」priestがどの宗派のことを指すのかわからないな。WildeはIrelandの作家なのでちょっと調べてみたけどなんか複雑でよく分かんねーわ。flyはハエよりかはこっちでしょう。blind-wormはblindwormで訳しました。Himの頭文字が大文字なのは神だからでしょう。しかし何つーかキリスト教っぽくねーわ。むしろ仏教じゃないですか?一寸の虫にも五分の魂。Nではsend for「・・・を呼びにやる」あーなんか違う。blind-worm(欧州産の)足なしとかげ(slowworm)
But the Star-Child heeded not their words,but would frown and flout,and go back to his companions,and lead them.しかし星の子供はそれらの(伝達の手段としての)言葉を心に留めなかった、そうではなくてむしろしかめつらをしそして鼻であしらったものだった、そして彼の仲間の方へ(元の所・状態などに)もどったものだった、そして彼らを率いたものだった。wouldはleadまで効いているとみました。Nではflout=oppose;treat with contempt.「侮辱する、馬鹿にする」
And his companions followed him,for he was fair,and fleet of foot,and could dance,and pipe,and make music.
そして彼の仲間は彼に付き添った、というわけは彼は美しかったから、そして足どりに関して(動きが)速かった、そしてダンスをできた、そして笛を吹けた、そして音楽をすることができた。Nではfleet of foot「足が速い」。まあ子供によくある、真・善・美の区別が付かないことについて言ってるわけですね。美しいことは無条件に良いことだ、と勘違いする。作者の戒めの声が聞こえるようです。
And wherever the Star-Child led them they followed,and whatever the Star-Child bade them do,that did they.
そして星の子供が彼らを率いたことは何でも彼らはまねた、そして星の子供が彼らにするように命じたことはみな、彼らはそれをした。
And when he pierced with a sharp reed the dim eyes of the mole,they laughed,and when he cast stones at the leper they laughed,also.そして彼が鋭いアシ(葦)を使ってモグラのかすんだ両目を刺し通したとき、彼らは笑った、そして彼が癩病患者を目がけて石を投げたとき彼らは笑った、同様に。
And in all things he ruled them,and they became hard of heart even as he was.
そしてすべてのことに関して彼は彼らを思いのままにした、すると彼らは彼がそうだったようにそれどころか心に関して無情な状態になった。even asの連語で訳すとちょっと合わないので分けました。
Now there passed one day through the village a poor beggar-woman.何だこりゃー分かりにくいわー!ええと、この文のtrunk、すなわち主語はbeggar-womanで、動詞はpassedか。その他はいわば修飾語ですな。つまり元の文を倒置して、そこにゴテゴテおまけをくっつけてるわけだ。何この暗号みたいな文。底意地が悪いわ。その時そこで(未来または過去の)ある日その村を経てある貧しいこじきの女性が通った。なんかくどいけどしょうがない。
Her garments were torn and ragged,and her feet were bleeding from the rough road on which she had travelled,and she was in very evil plight.
彼女の衣服は(無理に引っ張ってぎざぎざに)引き裂かれたそしてぼろぼろだった、そして彼女の足は彼女が通ったところのものについての起伏の多い(通例車の通れる)道路によって出血しているところだった、そして彼女は非常に不幸な(通例悪い)状態の状態であった。raggedって動詞の過去形じゃなくて形容詞かよ。Nではtorn and ragged「やぶれてぼろぼろ」in very evil plight「とても悲惨な境遇で」
And being weary she sat her down under a chestnut-tree to rest.そして(非常に)疲れている彼女は休憩するためにクリの木の(真)下に座った。being wearyは次のsheにかかってくるんでしょう。sat her downの形は前に出てきましたね。ええと、どこだっけ。まあいいや。ああ、10頁の22行を見ろとNに書いてあった。
But when the Star-Child saw her,he said to his companions,"See! There sitteth a foul beggar-woman under that fair and green-leaved tree. Come,let us drive her hence,for she is ugly and ill-favoured."
しかし星の子供が彼女が見えたとき、彼は彼の仲間へ言った、「見てみろ!あの美しいそして緑の葉の木の下へ(極度に)不潔なこじきの女がそこで座っている。さあ、私達に彼女をここから追い払わせなさい、という理由は彼女は見苦しいそして醜いから。」sittethはいちいち調べないけど、どうせ例のアレなんだろ?Nではhence(文語的な)ここから。しかしひどいもんですな。
So he came near and threw stones at her,and mocked her,and she looked at him with terror in her eyes,nor did she move her gaze from him.
それで彼は近くにやって来たそして彼女を目がけて石を投げた、そして彼女をばかにした、すると彼女は彼女の両目の中に(非常な)恐怖をもって彼を見た、そしてまた彼女は彼から彼女の注視を動かさなかった。Nではwith terror in her eyes「目に恐怖を浮かべて」
And when the Woodcutter,who was cleaving logs in a haggard hard by,saw what the Star-Child was doing,he ran up and rebuked him,and said to him:"Surely thou art hard of heart and knowest not mercy,for what evil has this poor woman done to thee that thou shouldst treat her in this wise?"
それから例の木こり、そしてその人は近くに野生の(砂浜でなく、地面の堅い)荷揚げ場で丸太を(木目の線にそって)割っているところだった、が星の子供がしているところだったことが目に入った時、彼は駆け寄ったそして彼をしかった、そして彼へ言った:「確かになんじは心に関して厳しいそして慈悲を知っていない、(道徳上の)悪がなんじがこのように彼女を扱うようことをなんじにされたこの貧しい女性を持っていることに向かって?」うへぇ何が何だかわからねー。途中意味を取る選択肢が多すぎてどうにもならん。こういう時はNを見よう。haggard=In Ireland and Isle of Man:A stack-yard.「干し草積み場」hard by=very near(to).「すぐ近くの」that(である、する)とは、in this wise=in this way。for whatの節の前半を訳し直してみると、というわけはどんな悪をなんじに対してされるこの貧しい女性は持っているのかだから?あーもうすっきりしねーなー。
And the Star-Child grew red with anger,and stamped his foot upon the ground,and said,"Who art thou to question me what I do? I am no son of thine to do thy bidding."
すると星の子供は怒りで真っ赤になった(状態)になった、そして地面の上に彼の足を踏みつけた、そして言った、「私に私がすることを問うというなんじは誰ですか?私はそなたの命令をすべきなんじのものという少しの息子でもありません。」おお怒った怒った。余談ですがこのangerって単語はいかにも「怒ってる」っていう感じがしますな。アンガー。こんなバカな事でも考えなけりゃやってられません。
"Thou speakest truly,"answered the Woodcutter,"yet did I show thee pity when I found thee in the forest."
「なんじは事実のとおりに話す、」木こりは答えた、「それにもかかわらず私は私が森の中でなんじを見つけたときの哀れみをなんじに示した。」
And when the woman heard these words she gave a loud cry,and fell into a swoon.
それからその女性がこれらの言葉を耳にしたとき彼女は大きい叫び声を言った、そして(急に)気絶(の状態)になった。
And the Woodcutter carried her to his own house,and his wife had care of her,and when she rose up from the swoon into which she had fallen,they set meat and drink before her,and bade her have comfort.
それから木こりが彼の自身の家屋へ彼女を運んだ、すると彼女の妻が彼女について気遣った、そして彼女が彼女が倒れたところのことの中への卒倒から起床したとき、彼らは彼女の前に食事と飲み物を置いた、そして彼女に安楽を経験するように命じた。
But she would neither eat nor drink,but said to the Woodcutter,"Didst thou not say that the child was found in the forest? And was it not ten years from this day?"
しかし彼女は(どうしても)食べも飲みもしようとしなかった、そうではなくて(むしろ)木こりへ言った、「なんじは森の中であの子供が見つけられたと言いませんでしたか?そしてそれは今日の日から10年でありませんでしたか?」
And the Woodcutter answered,"Yea,it was in the forest that I found him,and it is ten years from this day."
すると木こりは答えた、「しかり、私が彼を見つけたのは森の中ででした、そしてそれは今日の日から10年です。」NではYea=yes。
"And what signs didst thou find with him?"she cried.「そしてどのような証拠をなんじは彼と一緒に見つけましたか?」彼女は叫んだ。
"Bare he not upon his neck a chain of amber? Was not round him a cloak of gold tissue broidered with stars?"
「彼は彼の首につけて琥珀の首飾りをあらわにしませんでしたか?彼を取り巻いて星をもって刺繍された金の(薄くて軽い)織物で作ったおくるみがありませんでしたか?」
"Truly,"answered the Woodcutter,"it was even as thou sayest."「本当に、」木こりは答えた、「それはまさになんじが言うようにありました。」
And he took the cloak and the amber chain from the chest where they lay,and showed them to her.
そして彼はそのおくるみと琥珀首飾りをそれらが(水平な状態で・横にして)置かれていたひつから手に取った、そしてそれらを彼女に対して見せた。
And when she saw them she wept fot joy,and said,"He is my little son whom I lost in the forest. I pray thee send for him quickly,for in search of him have I wandered over the whole world."
そして彼女がそれらが目に入ったとき彼女はうれしさのために(涙を流して)しくしく泣いた、そして言った、「彼は私の年少の息子ですそしてその人を私は森の中で見失いました。私はなんじにすぐに彼に来てくれるように頼むようにと祈ります、というわけは彼を探して私は(まとまった)全体の(地理的に見た)世界中を歩き回ってきたから。」theeとsendの間に本来ならtoが入らなければならないはず、またworldは文字通りの世界ではなくまあ比喩的な意味でしょう。現実的に世界中を歩いて回るなんて不可能でしょう。Nではwept for joy「嬉し泣きした」。
So the Woodcutter and his wife went out and called to the Star-Child,and said to him,"Go into the house,and there shalt thou find thy mother,who is waiting for thee."
それで木こりと彼の妻は外に向かったそして星の子供に向かって(大声で)呼んだ、そして彼に向かって言った、「その家の中に行きなさい、そうすればそこでそなたはそなたの母親を発見することになろう、そしてその人はなんじを待っているところです。」
So he ran in,filled with wonder and great gladness.それで彼は中に急いで行った、驚きと(程度の)大きな喜びでいっぱいになった。
But when he saw her who was waiting there,he laughed scornfully and said,"Why,where is my mother? For I see none here but this vile beggar-woman."
しかし彼がそこで待っているところだった彼女が目に入ったとき、彼は軽蔑して笑ったそして言った、「なに、どこに私の母親がいますか?というわけは私はこの卑しいこじきの女性以外にここで誰も目に入らないから。」Nではvile=下品なそして気分の悪くなるような。かなりひどい蔑みの表現ですな。
And the woman answered him,"I am thy mother."
するとその女性は彼に答えた、「私がそなたの母親です。」
"Thou art mad to say so,"cried the Star-Child angrily.
「そんな風に言うなんてなんじは発狂している、」星の子供は憤慨して叫んだ。
"I am no son of thine,for thou art a beggar,and ugly,and in rags. Therefore get thee hence,and let me see thy foul face no more."
「私は決してそなたのものという息子でない、というわけはそちはこじきであるから、そして醜い、そしてぼろを着ている。したがってなんじをここから連れて行きます、そしてもはやそちの汚い顔面を私に見せないで下さい。」Nではget thee hence=go away.あっちへ行け、か。そりゃそうだよな何かおかしいと思った。
"Nay,but thou art indeed my little son,whom I bare in the forest,"she cried,and she fell on her knees,and held out her arms to him.
「いや、なんじは確かに私の若い息子です、そしてその人を私は森の中で生みました、」彼女は叫んだ、そして彼女は彼女のひざ(がしら)の上に下を向いた、そして彼に向かって彼女の腕を差し出した。上に下をって訳分かんないな。まあ日本語にinterpretする前の中間形態と思って勘弁してください。あ、あとbutは《反対・意外などの気持ちが加わるが、ほとんど意味がなく、後に述べる(重要な)内容に対しクッション的な役割を果すつなぎ語》として訳しました。Nではfell on her knees「ひざまずいた」うあーそっちの意味だったか!視線を落としたの意味で取っちゃったよ。
"The robbers stole thee from me,and left thee to die,"she murmured,"but I recognised thee when I saw thee,and the signs also have I recognised,the cloak of golden tissue and the amber chain.Therefore I pray thee come with me,for over the whole world have I wandered in search of thee.Come with me,my son,for I have need of thy love."
「盗賊が私からなんじを(こっそり)盗みました、そして死ぬまでなんじを置き去りにしました、」彼女はつぶやいた、「しかし私がなんじが目に入ったとき私はなんじが誰であるかわかりました、そしてその証拠もまた私は(それと)識別していました、金の織物からなるおくるみとその琥珀の首飾り。それゆえに私はなんじに私と一緒に来るようにと祈ります、という理由はこの全体の世界じゅうを私はなんじを探してさまよってきたから。私と一緒に着なさい、私の息子、という理由は私はそなたの(肉親・友人・祖国・動物などへの)愛情の(差し迫った)必要性をもっているから。」死ぬまでって、もちろん死んでないのでもうちょっとこなれた訳にするなら「死ぬように」か。recognisedのspellはやはり英国文化圏の人ですな。
But the Star-Child stirred not from his place,but shut the doors of his heart against her,nor was there any sound heard save the sound of the woman weeping for pain.
しかし星の子供は彼の居場所から動き出さなかった、ただ彼女に対して彼の心の扉を閉ざした、そしてまた(体の特定の箇所の)痛みが原因で(涙を流して)しくしく泣いているその女性の音声を除いて聞こえたどの物音もなかった。saveはもちろん、前にも出てきた意味ですね。あまりにも衝撃的だったんでちゃんと覚えてます。
And at last he spoke to her,and his voice was hard and bitter.
それからやっと(のことで)彼は彼女に話しかけた、すると彼の(人の)声は厳しかったそして辛辣だった。
"If in very truth thou art my mother,"he said,"it had been better hadst thou stayed away,and not come here to bring me to shame,seeing that I thought I was the child of some Star,and not a beggar's child,as thou tellest me that I am. Therefore get thee hence,and let me see thee no more."
「もし真の事実においてなんじが私の母親であるならば、」彼は言った、「なんじが寄り付かなかったことがより好ましかった、恥辱になるまで私を連れてくるためにここに来ない、私がいくらかの星の子供だったと私が思ったから(には)、そしてあるこじきの子供でない、同様に私がそうであることをなんじは私に告げる。それゆえに向うへ行きなさい、そしてこれ以上は私に見させるな。」いや本気で分からねえ。こういう時はNを参照するに限る。in very truth「本当に、実際」hadst thou stayed away,and not come here=if you had stayed away,and had not come here.もしあなたが寄り付かなかったならば、そしてここに来なかったならば。か。で、それがitの内容になるというわけですかい。でもas thou tellest me that I amが依然としていまいち。
"Alas!my son,"she cried,"wilt thou not kiss me before I go? For I have suffered much to find thee,"「悲しや!私の息子、」彼女は叫んだ、「私が行く前に私に口づけしてくれませんか?というわけは私はなんじを見つけるためにとても苦しんできたから、」
"Nay,"said the Star-Child,"but thou art too foul to look at,and rather would I kiss the adder or the toad than thee."
「否、」星の子供は言った、「なんじはなんじを見るには汚すぎる、だからなんじに比べて私はヨーロッパクサリヘビまたはガマに口づけする方がよい。」atの後にtheeを補う。
So the woman rose up,and went away into the forest weeping bitterly,and when the Star-Child saw that she had gone,he was glad,and ran back to his playmates that he might play with them.
それでその女性は立ち上がった、そして激しく嘆き悲しみながら森の中へ立ち去った、そして星の子供が彼女が行ったことを目にしたとき、彼はうれしく思った、そして彼が彼らと一緒に(ひょっとして)遊ぶかもしれない彼らの(子供の)遊び友達のほうへ大急ぎで帰った。このweeping・・・いやいつもこの動詞にingがついて副詞的になったものの取り扱いには悩むんですがね、どうしたもんかと思いますよ。とりあえずあまり無理のない形にしました。あとmightがいまいちぴったり来る意味がない。Nでは最後のthat=so that.あーそうだったのか。かれが遊ぶかもしれないために。まだなんか変だなあ。
But when they beheld him coming,they mocked him and said,"Why,thou art as foul as the toad,and as loathsome as the adder.Get thee hence,for we will not suffer thee to play with us,"and they drave him out of the garden.
しかし彼らがやって来ている彼を(じっくり)見た時、彼らは彼をあざけったそして言った、「おや、なんじはガマと同じくらい汚い、そして蛇と同じくらいいまわしい。あっちへ行け、というわけは私たちは私たちと一緒に遊ぶのをなんじに許さないだろうから、」そして彼らは公園の中から外へ彼を追い払った。Nではsuffer《文語》(しばしば否定語とともに)忍ぶ;黙って・・・させる。
And the Star-Child frowned and said to himself,"What is this that they say to me? I will go to the well of water and look into it,and it shall tell me of my beauty."
そして星の子供がはしかめつらをしたそして彼自身へ言った、「彼らが私へ言うことは何だ?私は水の入った井戸へ行きますよ、そうすればそれは私の美しさについて私に知らせるだろう。」秘によるとthatは関係代名詞で、先行詞はthisです。あまりにもsimpleすぎて、かえって気付きにくいね。あとtellはこの訳し方をする場合もう1個目的語が付くはずなんですが、まあこうするしかないでしょう。
So he went to the well of water and looked into it,and lo!
それで彼は水の入った井戸へ行ったそしてそれの中をのぞいた、するとそら!
his face was as the face of a toad,and his body was scaled like an adder.
彼の顔面はガマの顔面のようであった、そして彼の胴体は蛇のようにうろこで覆われた。scaledは形容詞の意味もあるのでどちらか迷いましたが、まあどっちでも大差ないか。
And he flung himself down on the grass and wept,and said to himself,"Surely this has come upon me by reason of my sin.For I have denied my mother,and driven her away,and been proud,and cruel to her. Wherefore I will go and seek her through the whole world,nor will I rest till I have found her."
それから彼は(上から)地面に芝生の上に彼自身を投げつけたそして(涙を流して)しくしく泣いた、そして彼自身へ言った、「きっとこれは私の(宗教・道徳上の)罪の理由によって私にふりかかってしまった。という理由は私は私の母親と(自分は)関係がないと言ってしまったから、そして彼女を遠くへ追いやってしまったから、そして思い上がってしまった、そして彼女に対して冷酷だったから。それゆえに私は行くだろうそして全体の世界のあちこちを彼女を捜し求めるだろう、そしてまた私は私が彼女を見つけてしまったまで休息しないだろう。」downとかupとかoutとかって、沢山意味があって訳しにくいんですが、ここでは素直に「下への動作を表す」副詞として訳しました。そのおかげで文の後半と意味が重なって分かりにくいけど。haveはcruelまでかかってますね。cruelの前にbeenを補足。秘によるとby reason of=because、Nではby reason of=because of。あれえちょっと違うなあ。
And there came to him the little daughter of the Woodcutter,and she put her hand upon his shoulder and said,"What doth it matter if thou hast lost thy comeliness? Stay with us,and I will not mock at thee."
するとそこへ木こりの若い娘が彼の方へやって来た、そして彼女は彼の肩の上に彼女の手をのせたそして言った、「なんじがなんじの顔立ちのよさを(不注意から)失ってしまったとは驚いたそれはいかに重大であるか?私たちの家に泊りなさい、ほんとうに私はなんじをあざけりませんよ。」あーWhat以下が訳しにくい。ifはいつもの仮定や条件の意味では繋がらないので別の意味にしました。Nではcomeliness「(顔立ちの)端正さ」。
And he said to her,"Nay,but I have been cruel to my mother,and as a punishment has this evil been sent to me.Wherefore I must go hence,and wander through the world till I find her,and she give me her forgiveness."
すると彼は彼女へ言った、「いや、私は私の母親に対して残酷であってきた、そして罰としてこの害悪が私に対して派遣されました。したがって私はここから行かなければなりません、そして私が彼女を見つけるまでこの世界じゅうを放浪しなければなりません、そうすれば彼女は彼女の寛大さを私に与えます。」秘ではas「〜として」。
So he ran away into the forest and called out to his mother to come to him,but there was no answer.
それで彼は森の中へ(間断なく)どんどん(人目もはばからず)走ったそして彼の方へやってくるように彼の母親に大声で叫んだ、しかしひとつの答えもなかった。
All day long he called to her,and when the sun set he lay down to sleep on a bed of leaves,and the birds and the animals fled from him,for they remembered his cruelty,and he was alone save for the toad that watched him,and the slow adder that crawled past.
1日中彼は彼女に向かって(大声で)呼んだ、そして太陽が沈んだとき彼は(木・草の)葉で作った寝台の上で眠るために横になった、すると鳥達や動物達は彼から(急いで)逃げた、というわけはそれらは彼の残酷さを覚えていたから、それで彼は彼をじっと見ていたヒキガエルを除いてはただひとりだった、そして通り過ぎてはったのろいへびを除いては。
And in the morning he rose up,and plucked some bitter berries from the trees and ate them,and took his way through the great wood,weeping sorely.
そしてその翌朝彼は(特に夜の眠りから覚めて)起きた、そして樹木からいくらかの(不快なほど)苦い漿果を摘んだそしてそれらを食べた、そして(規模・形の)大きな林を通り抜けて彼の進路を取って進んだ、ひどく涙を流している。
And of everything that he met he made inquiry if perchance they had seen his mother.
そして彼が(偶然)出会った全てのものについて彼は偶然にそれらが彼の母親に会ったことがあったかどうか質問をした。Nではperchance《古・文語》「ひょっとして、偶然」。
He said to the Mole,"Thou canst go beneath the earth. Tell me,is my mother there?"
彼はそのモグラへ言った、「なんじは地面の下に行けます。私に知らせなさい、私の母親がいますか?」
And the Mole answered,"Thou hast blinded mine eyes. How should I know?"
するとそのモグラは答えた、「なんじは私の目を見えなくしてしまいました。どのようにして私は知ったらいいでしょうか?」
Hw said to the Linnet,"Thou canst fly over the tops of the tall trees,and canst see the whole world. Tell me,canst thou see my mother?"
彼はムネアカヒワへ言った、「なんじは背の高い樹木の頂上を越えて飛べます、そして全体の世界を目にできます。私に知らせなさい、なんじは私の母親を目にできますか?」canstの意味がなあ・・・
And the Linnet answered,"Thou hast clipt my wings for thy pleasure.How should I fly?"
するとそのムネアカヒワは答えた、「なんじはそなたの満足のために私の(鳥・コウモリ・昆虫などの)翼をcliptしてしまいました。どうやって私は飛んだらいいでしょうか?」cliptが辞典に無い、Nではclipt=clipped.刈る、はさみで摘む。
And to the little Squirrel who lived in the fir-tree,and was lonely,he said,"Where is my mother?"
そしてもみに住んでいた、そして一人ぼっちだった小さなリスへ、彼は言った、「私の母親はどこにいますか?」
And the Squirrel answered,"Thou hast slain mine.Dost thou seek to slay thine also?"
するとそのリスは答えた、「なんじは私の家族を殺してしまいました。なんじは同様になんじのものを殺すために捜し求めますか?」
And the Star-Child wept and bowed his head,and prayed forgiveness of God's things,and went on through the forest,seeking for the beggar-woman.
それで星の子供はしくしく泣いたそして彼の頭を下げた、そして神の事物を許すことに祈った、そして森の至る所を進み続けた、こじきの女性を探している。何だかいまいちな訳だなー。
And on the third day he came to the other side of the forest and went down into the plain.
すると3日目のときに彼は森の反対の側へやって来たそして平原へ降りた。
And when he passed through the villages the children mocked him,and threw stones at him,and the carlots would not suffer him even to sleep in the byres lest he might bring mildew on the stored corn,so foul was he to look at,and their hired men drave him away,and there was none who had pity on him.
そして彼が例の村を通ったとき子供たちが彼をあざけった、そして彼を目がけて石を投げた、そして彼が蓄えられたとうもろこしにくっついた(紙・衣類・革などの)白かびをもたらすかもしれないといけないから牛小屋で眠るのさえもcarlotsは(どうしても)彼に許そうとしなかった、彼は(じっと)見るためにとても汚かった、だから彼らの雇われた男達は彼を離れて別の方向へ追いやった、そして彼について哀れみを持っていただれひとりいなかった。carlotsが分からないんですけど。byreは「英方言・今はまれ」だって。そんなの使うなよ、もう。Nではcarlot=身分の低い男、carl(昔のヨーロッパの)小作農。(OED)おい注釈の単語が分からないってどういうことだよ!ふざけやがって〜〜。
Nor could he hear anywhere of the beggar-woman who was his mother,though for the space of three years he wandered over the world,and often seemed to see her on the road in front of him,and would call to her,and run after her till the sharp flints made his feet to bleed.
そしてまた彼は彼の母親だったこじきの女性の存在をどこにも耳にできなかった、3年という時間の間(ずっと)彼はこの世界じゅうを放浪したにもかかわらず、そしてしばしば彼の正面の(通例車の通れる)道路の上で彼女が目に入るように思われた、そして(よく)彼女へ(大声で)呼んだものだった、そして鋭利な火打石が彼の足を出血することにしたまで彼女を追って走ったものだった。thoughの影響がどこまで及ぶのか不明ですが、ここでは最小限にとりました。あとmake O to doの形は辞典になかったので、少々苦しいがmake O C で訳しました。
But overtake her he could not,and those who dwelt by the way did ever deny that they had seen her,or any like to her,and they made sport of his sorrow.
しかし彼は彼女に追いつけなかった、そして道端に住んだ人たちはこれまでに彼らが彼女が見えたことがなかったとほんとうに言った、または彼女について似ただれも、そして彼らは彼の悲しみについてからかいをした。Nではever《古・詩・文語》いつも、常に;絶えず(繰り返して)like to《古》=like。何だそうかあ、やけにeverが変な位置にあると思ったらそういうことだったのか。made sport of「からかう、笑い物にする」おお、これは当たった。
For the space of three years he wandered over the world,and in the world there was neither love nor loving-kindness nor charity for him,but it was even such a world as he had made for himself in the days of his great pride.
三年の時間にわたって彼は世界じゅうを放浪した、その世界で彼にとっていつくしみも情愛も慈善もなかった、しかしそれは彼の(程度の)大きなうぬぼれの性質を持つ日々においてまさに彼が彼自身が原因で引き起こしたような世界だった。
And one evening he came to the gate of a strong-walled city that stood by a river,and,weary and footsore though he was,he made to enter in.
そして(未来または過去の)ある夕暮れ彼は川の(すぐ)そばに位置していた丈夫な城壁をめぐらした都市の城門へやって来た、そして、彼は(非常に)疲れたそして(長く歩いて)足を痛めたけれども、彼は中へ入ることをした。Nではriver 豊饒を表す。シェイクスピアにおいては、川は女(体)を表していると考えられる。神話では、川は(女性の姿をとり)しばしば日の出(誕生)と日没(太陽王の死)の場所である。母親がすぐ近くにいることを暗示しているのか?made to enter in「中へ入ろうとした」'make'=to be about(to).まだ入ってはいなかったのね。
But the soldiers who stood on guard dropped their halberts across the entrance,and said roughly to him,"What is thy business in the city?"
しかし警戒に従事して立っていた兵士はその入り口を越えた所に彼らのおのやりを下ろした、そして彼へ乱暴に言った、「この都市においてなんじの用事は何だ?」秘ではacrossは人が交差して行くイメージですな。Nではon guard 「番をして」halbert《史》ほこやり(15〜16世紀に用いられたやり・ほこ兼用の武器)。
"I am seeking for my mother,"he answered,"and I pray ye to suffer me to pass,for it may be that she is in this city."
「私は私の母親を捜しているところです、」彼は答えた、「そして私はなんじ(ら)に通るのを私に許すようにと祈ります、というわけは(たぶん)彼女がこの都市にいることは起るだろうから。」
But they mocked at him,and one of them wagged a black beard,and set down his shield and cried,"Of a truth,thy mother will not be merry when she sees thee,for thou art more ill-favoured than the toad of the marsh,or the adder that crawls in the fen. Get thee gone. Thy mother dwells not in this city."
しかし彼らは彼をあざけった、そして彼らの中の一人が黒いあごひげを動かし続けた、そして彼の楯を下に置いたそして叫んだ、「事実について、なんじの母親は彼女がなんじを見えるとき陽気でないだろう、というわけはなんじは沼地のヒキガエルに比べてもっと顔がひどいから、または沼地の中ではうへび。なんじを行かせなさい。なんじの母親はこの都市の中に住まない。」秘によるとill-favoured =ugly。NではGet thee gone=Get you gone. 行ってしまえ。
And another,who held a yellow banner in his hand,said to him,"Who is thy mother,and wherefore art thou seeking for her?"
するともう1人、そしてその人は彼の手の中に黄色い(国・軍隊・学校などの)旗を持っていた、は彼へ言った、「なんじの母親はどの(ような)人ですか、そしてどういう理由でなんじは彼女を探しているところですか?」
And he answered,"My mother is a beggar even as I am,and I have treated her evilly,and I pray ye to suffer me to pass that she may give me her forgiveness,if it be that she tarrieth in this city."
すると彼は答えた、「私の母親はちょうど私がそうである時にこじきです、それで私は彼女を悪意を持って扱ってしまいました、そして私は彼女が彼女の寛容さを私に(たぶん)与えるだろうということを(良いと)認めるのを私に許すようにと汝らに祈ります、もし彼女がこの都市の中に滞在することが起るならば。」ちょっと苦しいな。Nではtarrieth《古・文語》=stay,remain,lodge.
But they would not,and pricked him with their spears.
しかし彼らは(どうしても)しようとしなかった、そして彼らの(戦闘用の)槍を使って彼をちくりと突いた。
And,as he turned away weeping,one whose armour was inlaid with gilt flowers,and on whose helmet couched a lion that had wings,came up and made inquiry of the soldiers who it was who had sought entrance.
すると彼はしくしく泣きながら向きを変えて立ち去った時に、そしてその人のよろいかぶとは贈り物草花で象眼された1人、そしてその人のかぶとに羽根を持っていた獅子を体を横たえた、が近づいたそして入り口に自然に動いた人だったその人兵士の質問をした。何だよこれ訳分んねー!秘によるとoneが主語、で間を挟んでcame upが動詞。Nではinlaid with gilt flowers「金めっきした花をちりばめた」あ、間違えたgiltがgiftに見えた。いやでも結局who以下が全然分かんねーのは変わらんな・・・
And they said to him,"It is a beggar and the child of a beggar,and we have driven him away."
そして彼らは彼へ言った、「その人はこじきとこじきの子供だ、そして私達は彼を遠くへ追いやってしまった。」
"Nay,"he cried,laughing,"but we will sell the foul thing for a slave,and his price shall be the price of a bowl of sweet wine."
「いや、」彼が叫んだ、笑いながら、「私たちはこの(極度に)不潔な奴を奴隷として売るつもりだ、そして彼の(品物の)価格は甘口のぶどう酒のはち一杯の量の値段であることになろう。」
And an old and evil-visaged man who was passing by called out,and said,"I will buy him for that price,"and,when he had paid the price,he took the Star-Child by the hand and led him into the city.
すると(そば・前を)通り過ぎて進んでいるところだったある年老いたそして不快な顔つきをした男が大声で挨拶した、そして言った、「私はその値段で彼を買いますよ、」そして、彼がその値段を支払った時、彼は手で星の子供を連れて行ったそしてその都市の中へ(先に足って)導いた。秘によるとthe Star-Child by the hand 「星の子の手をとって」なんだそういう意味か。Nではevil-visaged.「人相のよくない」。
And after that they had gone through many streets they came to a little door that was set in a wall that was covered with a pomegranate tree.
そして彼らが多くの(町の)通りを通り抜けて進んだことの後彼らはザクロの木で覆われた(部屋などの)壁の中に位置していた小さな扉へやって来た。最初のthatのおかげで一番後ろから訳さなきゃならんと思ったけど、これ関係代名詞だよな。何でこれ使ってるのか分かんないけど。Nではpomegranate 「ざくろ」太女神(Great Goddess)の果実として、女性原理、豊饒を表す。
And the old man touched the door with a ring of graved jasper and it opened,and they went down five steps of brass into a garden filled with black poppies and green jars of burnt clay.
そしてその年老いた男が彫られた碧玉の(金属・ガラス・ラッパなどの)鳴る音と共に扉に触れた、それから彼らは黒いけしと焼けた粘土で作った緑色の(広口の)かめで満たされる庭園の中へ黄銅からなる5つの(はしご・階段などの)段を降りていった。Nではfive steps of brass 5はJesusの5文字や欲求、信仰、希望、謙そんと愛という5つの行いを表す。真ちゅうは、中世においては最も固い金属とされ、キリストの神性を表した。階段は、上昇と超越を表し、地獄、地、天を結び付ける。・・・こういうのってnativeじゃないと分からないんじゃないの?あるいは現地の文化に詳しい人とか。
And the old man took then from his turban a scarf of figured silk,and bound with it the eyes of the Star-Child,and drave him in front of him.
そしてその年老いた男はそれから(すぐ)模様のある絹織物で作った襟巻きを彼のターバン風かぶり物から手に取った、そしてそれを使って星の子供の両目を縛った、そして彼の正面で彼を追いやった。いや最後が分かんね。頼みのNもfigured silk「紋織り絹」としか書いてない。
And when the scarf was taken off his eyes,the Star-Child found himself in a dungeon that was lit by a lantern of horn.
そしてその肩掛けが彼の両目を取り除かれたとき、星の子供は角製の物で作った灯篭によって照らされた土牢で彼自身を発見した。his eyesの前にfromかなんか書き忘れてるんじゃねーの?これ。おかしいだろう。秘によると角灯というものがあるみたいですな。角をさかさまにした蝋燭のような図が描かれております。Nではlantern of horn「角灯」。
And the old man set before him some mouldy bread on a trencher and said,"Eat,"and some brackish water in a cup and said,"Drink,"and when he had eaten and drunk,the old man went out,locking the door behind him and fastening it with an iron chain.
そして年老いた男が木皿の上にいくらかのかび臭いパンを彼の前に置いたそして言った、「食べなさい、」そして(コーヒー・紅茶用の)茶わんの中にいくらかの塩気のある水を(ある特定の場所・状態に)配置したそして言った、「飲みなさい、」そして彼が食べそして飲んだとき、年老いた男は出て行った、彼の後ろの扉に錠を下ろしているそして鉄(製)の鎖を使ってそれを(釘・のり・ひも・錠などで)しっかり固定している。
And on the morrow the old man,who was indeed the subtlest of the magicians of Libya and had learned his art from one who dwelt in the tombs of the Nile,came in to him and frowned at him,and said,"In a wood that is nigh to the gate of this city of Giaours there are three pieces of gold. One is of white gold,and another is of yellow gold,and the gold of the third one is red. To-day thou shalt bring me the piece of white gold,and if thou bringest it not back,I will beat thee with a hundred stripes. Get thee away quickly,and at sunset I will be waiting for thee at the door of the garden. See that thou bringest the white gold,or it shall go ill with thee,for thou art my slave,and I have bought thee for the price of a bowl of sweet wine."
それから翌日のときに例の年老いた男、そしてその人は確かにリビアの奇術師のもっとも狡猾な人だったそしてナイル川の(墓石のついた)墓に住んだ1人から彼の狡猾さを習得した、が彼の方へ入ってきたそして顔をしかめて彼を見た、そして言った、「非イスラム教徒というこの都市の門に近い森の中に金で作った(機械・セットなどの)部分品がある。一つは白色の金から成るである、そしてもうひとつは黄色の金から成るである、そして3番目のひとつの金は赤色である。きょう中になんじは白い金で作った部分品を私に持って来ることになろう、そしてもしなんじがそれを(位置・状態が)もとへ持ってこないならば、私は(不特定)多数のむち打ちでなんじを(続けざまに)打つだろう。急いでなんじを離れて別の方向へ連れて行きなさい、それから日没(時刻)に私は庭園の扉でなんじを待ち受けていますよ。なんじが白い金を持ってくるように気をつけなさい、そうでなければそれはなんじに対して有害な(状態)になることになろう、というわけはなんじは私の奴隷であるから、そして私は甘口のぶどう酒のわん一杯の量の値段でなんじを買ったから。」NではGiaour 不信者、邪宗者、異端者(回教信者以外の者、特にキリスト教徒を指して言う語)red 赤はキリストの受難を表す。stripes《古》=stroke。See that...「(・・・のように)気をつける」or it shall go ill with thee「さもないとおまえをひどい目に合わせるぞ」。
秘には、gentile 異邦人 と書いてあるんですが、そんな単語どこにも見当たりません。また、Star-Child がthe Old man に命じられて
@white gold Hare→□→□
Ayellow gold を探しにゆく
Bred gold
と書いてあります。何でしょうこの、まるでこのメモが後々事件を解決する手がかりになる的な書き方。
And he bound the eyes of the Star-Child with the scarf of figured silk,and led him through the house,and through the garden of poppies,and up the five steps of brass.
そして彼は紋織り絹のスカーフで星の子供の両目を縛った、そして家屋を通り抜けて(先に立って)導いた、そしてケシの庭を通り抜けて、そして真鍮で作った5つの(通例屋外の)階段を登って。
And having opened the little door with his ring he set him in the street.
そして彼の(鐘・ベルなどを)鳴らすことと共に小さな扉が開いている彼は通りの中に彼を配置した。相変わらず動詞+ingの訳し方が苦手です。最初のheはold manで最後のheはStar-childのことか?
And the Star-Child went out of the gate of the city,and came to the wood of which the Magician had spoken to him.
それで星の子供は都市の門(の中)から出て行った、そして例の奇術師が彼へ話したところのものという森へやって来た。
Now this wood was very fair to look at from without,and seemed full of singing birds and of sweetscented flowers,and the Star-Child entered it gladly.
現在(では)この森は外からじっと見るのに適当な非常にきれいだった、そして鳴いている鳥達と香りのよい花で(ほどよく)いっぱいに思われた、それから星の子供は喜んでそれに入った。
Yet did its beauty profit him little,for wherever he went harsh briars and thorns shot up from the ground and encompassed him,and evil nettles stung him,and the thistle pierced him with her daggers,so that he was in sore distress.
それにもかかわらずそれの美しさはほんとうにほとんど彼に役立たなかった、というわけは彼が行った所ならどこでも厳しいエイジュ(栄樹)や(草木の)とげが地面から勢いよく飛び出したそして(攻撃などで)彼を(すっかり)取り巻いたから、そして害を与えるイラクサが彼を針で刺した、そしてアザミ(の花)がその短剣で彼を刺した、それで彼はずきずき痛む(肉体的)苦痛の状態であった。Nではin sore distress 「さんざんな目にあって」あや、間違えた。
Nor could he anywhere find the piece of white gold of which the Magician had spoken,though he sought for it from morn to noon,and from noon to sunset.
そしてまた彼はどこにも例の奇術師が話したところのものの白い金の部分品を見つけられなかった、彼が暁から正午までそれを探したにもかかわらず、そして正午から日没まで。
And at sunset he set his face towards home,weeping bitterly,for he knew what fate was in store for him.
そして日没に彼は家に向かって彼の顔を(ある特定の場所・状態に)配置した、激しく(涙を流して)しくしく泣きながら、という理由は彼は(人知を超えた絶対不可避の)運命の力が彼のために降りかかろうとしてあったことを知っていたから。Nではin store for「・・・を待ち受けて」。
But when he had reached the outskirts of the wood,he heard from a thicket a cry as of some one in pain.
しかし彼がその森の中心から離れた地域(時間をかけて・努力の末に)に着いたとき、彼は低木の茂みから(体の特定の箇所の)痛みのためのいくらかの一人ののような泣き声が聞こえた。as ofの連語で訳しちゃうとおかしくなるので単語ごとに訳しました。それでもなんか変だけど。
And forgetting his own sorrow he ran back to the place,and saw there a little Hare caught in a trap that some hunter had set for it.
それから彼の自身の悲しみを忘れて彼はその場所へ後方に走った、するとそこである猟師がそれを得ようとして配置した(ばね仕掛けの)わなの中に捕獲された小さな野うさぎが目に入った。
And the Star-Child had pity on it,and released it,and said to it,"I am myself but a slave,yet may I give thee thy freedom."
それで星の子供はそれについて哀れみを抱いた、そしてそれを解き放した、そしてそれへ言った、「私は奴隷を除いて本来の私です、けれども私はなんじにそなたの(束縛・拘束のない状態を積極的に享有する)自由(の状態)を(たぶん)与えるでしょう。」
And the Hare answered him,and said:"Surely thou hast given me freedom,and what shall I give thee in retuen?"
するとその野うさぎは彼に答えた、そして言った:「確かになんじは(束縛・拘束のない状態を積極的に享有する)自由(の状態)を私に与えました、それでお返しに(相手の意思を尋ねて)何を私はなんじに与えましょうか?」
And the Star-Child said to it,"I am seeking for a piece of white gold,nor can I anywhere find it,and if I bring it not to my master he will beat me."
すると星の子供はそれへ言った、「私は白い金で作った部分品を捜しているところです、そしてまた私はどこにもそれを見つけられません、そしてもし私がそれを私の(奴隷の)所有者へ持っていかなければ彼は(罰として)私を杖で打つでしょう。」秘によるとmaster=the Old man。
"Come thou with me,"said the Hare,"and I will lead thee to it,for I know where it is hidden,and for what purpose."
「私と一緒になんじは来ます、」野うさぎは言った、「そうすれば私はそれに向かって(先に立って)導きますよ、というわけは私はそれが覆い隠される場所を知っているから、そして何の意図のために。」最初の台詞は倒置とみます、ちょっと他にとりようがないので。あとwhatは関係詞なのか疑問詞なのかですが、関係詞だと上手く繋がらないので疑問詞で訳しました。あ、N見たら書いてあった、Come thou with me 「わたしと一緒にいらっしゃい」命令文で、あえて文の主語を付ける場合は文頭か分尾に置くのが普通。うん、それはいいんだけど例文が難しくてわかんないんだな。Push in a little bit everybody.みんなちょっとの距離について押しなさい。無理矢理訳すとこんな感じなんですが。for what purpose 「何の目的で」。
あと今気付いたけど、thouの複数形がyouなんですね。ということはこのthouが消えて単数・複数両方にyouを使うようになったのが現代英語ですか。なんか歴史を感じるな。
So the Star-Child went with the Hare,and lo! in the cleft of a great oak-tree he saw the piece of white gold that he was seeking.
それで星の子供は野うさぎと一緒に行った、するとそら!巨大なオークの木の(岩・地面の)裂け目の中に彼は彼が捜しているところだった白い金で作った部分品が見えた。Nではoak-tree 太女神の聖樹。
And he was filled with joy,and seized it,and said to the Hare,"The service that I did to thee thou hast rendered back again many times over,and the kindness that I showed thee thou hast repaid a hundred-fold."
すると彼は喜びで満たされた、そしてそれを急にぐいとつかんだ、そして野うさぎへ言った、「私がなんじへした貢献をなんじは多くの回にわたってもう一度返しました、そして私がなんじに示した親切な行為に100倍になんじは報いました。」多くの回って、まだ1回しかしてないじゃん。なんかおかしいな。Nではrender=与えること(特に助力)many times over「何倍にもして」なんだそうかあ。a hudred-fold「百倍にもして」
"Nay,"answered the Hare,"but as thou dealt with me,so I did deal with thee,"and it ran away swiftly,and the Star-Child went towards the city.
「いや、」野うさぎが答えた、「しかしなんじがわたしに対して(ある態度で)ふるまうので、だからわたしはなんじに対してふるまいました、」そしてそれはすばやく離れて別の方向へ駆けた、そして星の子供は都市に向かって進んだ。
Now at the gate of the city there was seated one who was a leper.
さてその都市の門で癩病患者だった座らせられた一人がいた。
Over his face hung a cowl of grey linen,and through the eyelets his eyes gleamd like red coals.
彼の顔を覆って鉛色の亜麻布で作った(修道士の)頭巾(付き外衣)が掛かった、そしてその穴飾り(刺繍)を通じて彼の両目は赤い木炭のように輝いた。秘ではcowl ずきん。同じですな。
And when he saw the Star-Child coming,he struck upon a wooden bowl,and clattered his bell,and called out to him,and said,"Give me a piece of money,or I must die of hunger.For they have thrust me out of the city,and there is no one who has pity on me."
そして彼がやって来ている星の子供が見えたとき、彼は木で出来たわんに対して打った、そして彼の鈴をガチャガチャ鳴らした、そして彼へ大声で叫んだ、そして言った、「金のひとつを私に与えなさい、そうでなければ私は飢えのためきっと死にます。というわけは彼らは都市の中から外へ私を不当に追い出してしまったから、そして私について哀れみを持つ1人の人もいなかったから。」
"Alas!"cried the Star-Child,"I have but one piece of money in my wallet,and if I bring it not to my master he will beat me,for I am his slave."
「悲しや!」星の子供は叫んだ、「私は私の(巡礼・乞食などの)ずだ袋の中にほんの金という一つの硬貨を持っています、そしてもし私が私の(奴隷の)所有者へそれを持っていかないならば彼は(続けざまに)私を打つでしょう、というわけは私は彼の奴隷だから。」
But the leper entreated him,and prayed of him,till the Star-Child had pity,and gave him the piece of white gold.
しかしその癩病患者は彼に懇願した、そして彼について祈った、星の子供が哀れみを持ったまで(ずっと)、そして彼に白い金からなる部分品を与えるまで。いやーなんつうがめつい癩病患者だ。
And when he came to the Magician's house,the Magician opened to him,and brought him in,and said to him,"Hast thou the piece of white gold?"
そして彼が奇術師の家へやって来たとき、記述しは彼に向かって開けた、そして中へ彼をつれてきた、そして彼へ言った、「なんじは白い金から成る部分品を持っているか?」最後の疑問文は辞典によると今ではまれな形。
And the Star-Child answered,"I have it not."
すると星の子供は答えた、「私はそれを持っていません。」
So the Magician fell upon him,and beat him,and set before him an empty trencher,and said,"Eat,"and an empty cup,and said,"Drink,"and flung him again into the dungeon.
それで奇術師は彼に向けられた、そして彼を続けざまに打った、そしてひとつの中身のない木皿を彼の前に置いた、そして言った、「食べろ、」そしてからの(コーヒー・紅茶用の)茶わんを置いた、そして言った、「飲め、」そして再び地下牢の中へ彼を放り込んだ。
And on the morrow the Magician came to him,and said,"If to-day thou bringest me not the piece of yellow gold,I will surely keep thee as my slave,and give thee three hundred stripes."
そして翌日のときに奇術師は彼の方へやって来た、そして言った、「もし今日なんじが黄色い金でできた部分品を私に持ってこないならば、私は必ず私の奴隷としてなんじを留置しますよ、そしてなんじに300のむち打ちを与えますよ。」Nではkeep thee as my slave「おまえをずっとわしの奴隷にする」。
So the Star-Child went to the wood,and all day long he searched for the piece of yellow gold,but nowhere could he find it.
それで星の子供は森へ行った、そして1日中彼は黄色い金から成る部分品を探した、しかしどこにも彼はそれを見つけられなかった。
And at sunset he sat him down and began to weep,and as he was weeping there came to him the little Hare that he had rescued from the trap.
そして日没(時刻)に彼は座ったそしてしくしく泣き始めた、すると彼がそこでしくしく泣いているところだったときに彼が(ばね仕掛けの)わなから(迅速に)救った小さな野うさぎが彼の方へやって来た。
And the Hare said to him,"Why art thou weeping?And what dost thou seek in the wood?"
そしてその野うさぎが彼へ言った、「なぜなんじはしくしく泣いているところですか?そして何をなんじはこの森の中で探しますか?」
And the Star-Child answered,"I am seeking for a piece of yellow gold that is hidden here,and if I find it not my master will beat me,and keep me as a slave."
すると星の子供が答えた、「私はここで見えないようにされる黄色い金から成る部分品を捜しているところです、そしてもし私がそれを見つけなければ私の(奴隷の)所有者は私を続けざまに打つでしょう、そして私を奴隷として引き留めるでしょう。」
"Follow me,"cried the Hare,and it ran through the wood till it came to a pool of water.
「私の後について来なさい、」野うさぎは叫んだ、そしてそれはそれが水から成る(自然にできた)水たまりの方へやって来たまで森じゅうを走った。Nではwater 生命を与える液体(羊水、血液、唾液などのすべてを表し、多くの母神のエンブレムである。また、洗礼、精神的再生を表す。)
And at the bottom of the pool the piece of yellow gold was lying.
するとその小さな池の(川・海などの)そこに黄色い金からなる部分品が(水平な状態で・横にして)置かれているところだった。
"How shall I thank thee?"said the Star-Child,"for lo! this is the second time that you have succoured me."
「どのように私はなんじに感謝しましょうか?」星の子供は言った、「というわけはそら!これはあなたが私を援助した第2の回です。」
"Nay,but thou hadst pity on me first,"said the Hare,and it ran away swiftly.
「いや、なんじは最初に私に対して哀れみを持ちました、」野うさぎは言った、そしてそれは遠くへ迅速に駆けた。
And the Star-Child took the piece of yellow gold,and put it in his wallet,and hurried to the city.
そして星の子供は黄色い金からなる部分品を手に取った、そして彼の合切袋の中にそれを入れた、そして都市へ急いだ。
But the leper saw him coming,and ran to meet him,and knelt down and cried,"Give me a piece of money or I shall die of hunger."
しかし例の癩病患者がやって来ている彼が見えた、そして彼に会うために走った、そしてひざをついたそして叫んだ、「金ひとつを私に与えなさいそうでなければ私は飢えで死ぬでしょう。」うわあ目ざといなあこのこじき。あ、こじきじゃないのかでも似たようなもんだろ。
And the Star-Child said to him,"I have in my wallet but one piece of yellow gold,and if I bring it not to my master he will beat me and keep me as his slave."
すると星の子供は彼へ言った、「私は私の合切袋の中にほんの黄色い金からなる一つの部分品を持っています、そしてもし私がそれを私の(奴隷の)所有者へ持っていかなければ彼は私を続けざまに打つでしょうそして私を彼の奴隷として留置するでしょう。」
But the leper entreated him sore,so that the Star-Child had pity on him,and gave him the piece of yellow gold.
しかしその癩病患者はひどく彼に請うた、それで星の子供は彼について哀れみを持った、そして彼にその黄色い金から成る部分品を与えた。
And when he came to the Magician's house,the Magician opened to him,and brought him in,and said to him,"Hast thou the piece of yellow gold?"
そして彼が奇術師の家屋へやって来た時、その奇術師は彼に向かって開けた、そして中に彼を連れて来た、そして彼へ言った、「なんじは黄色い金から成る部分品を持っているか?」
And the Star-Child said to him,"I have it not."
すると星の子供は彼へ言った、「私はそれを持っていません。」
So the Magician fell upon him,and beat him,and loaded him with chains,and cast him again into the dungeon.
それで奇術師は彼に注がれた、そして(罰として)彼をむちで打った、そして鎖で彼を重くした、そして再び土牢の中へ彼を投げた。今気付いたけどcastは<物>を投げるなんだよなあ。まあ物扱いしているしいいか。Nではloaded him with chains 「鎖をうんとかけて」。
And on the morrow the Magician came to him,and said,"If to-day thou bringest me the piece of red gold I will set thee free,but if thou bringest it not I will surely slay thee."
それから翌日の時に奇術師は彼の方へやって来た、そして言った、「もし今日なんじが赤い金から成る部分品を私に持ってくるならば私はなんじを監禁されていない状態にしますよ、しかしもしなんじがそれを持ってこないならば私は必ずなんじを殺害しますよ。」来ました殺害予告。しかも最高の条件との交換です。自由か死か、盛り上がって参りました。
So the Star-Child went to the wood,and all day long he searched for the piece of red gold,but nowhere could he find it.
それで星の子供は例の森へ行った、そして1日中彼は赤い金から成る部分品を捜した、しかしどこにも彼はそれを見つけられなかった。
And at evening he sat him down and wept,and as he was weeping there came to him the little Hare.
すると夕暮れに彼は座ったそしてしくしく泣いた、すると彼がそこでしくしく泣いているところだった時に小さな野うさぎが彼の方へやって来た。
And the Hare said to him,"The piece of red gold that thou seekest is in the cavern that is behind thee.Therefore weep no more but be glad."
そして野うさぎは彼へ言った、「なんじが捜し求めるその赤い金から成る部分品はなんじの後ろにある大洞窟の中にあります。したがってこれ以上はしくしく泣いてはいけません(そうではなく)て(むしろ)うれしく思いなさい。」butは[先行するnotと関連して]の意味でとりました。noとnot、まあそんなに違いはないでしょう。Nではcavern 洞窟は、原始時代の家、子宮、母を表す。
"How shall I reward thee?"cried the Star-Child,"for lo! this is the third time thou hast succoured me."
「どのようにして私はなんじに報いましょうか?」星の子供は叫んだ、「だって、ほら!これはなんじが私を援助した三番目の回です。」
"Nay,but thou hadst pity on me first,"said the Hare,and it ran away swiftly.
「いや、なんじが初めて私について哀れみを持ちました、」野うさぎが言った、そしてそれは迅速にいつもの場所に駆けた。
And the Star-Child entered the cavern,and in its farthest corner he found the piece of red gold.
そして星の子供がその大洞窟に入った、するとそれのもっとも遠くの(内から見て)すみで彼は赤い金から成る部分品を見つけた。
So he put it in his wallet,and hurried to the city.
それで彼は彼のずだ袋の中にそれを入れた、そして例の都市へ急いだ。
And the leper seeing him coming,stood in the centre of the road,and cried out,and said to him,"Give me the piece of red money,or I must die." and the Star-Child had pity on him again,and gave him the piece of red gold,saying,"Thy need is greater than mine."
するとやって来ている彼を見ていたあの癩病患者が、(町の)通りの中央に立っていた、そして大声を上げた、そして彼へ言った、「私にその赤い金という部分品を与えなさい、そうでなければ私はどうみても死ぬと考えられます。」すると星の子供は再び彼の中に哀れみを持っていた、そしてその赤い金から成る部分品を彼に与えた、言っている、「なんじの窮乏は私のものに比べてより(程度の)大きい。」
Yet was his heart heavy,for he knew what evil fate awaited him.
しかし彼の心はつらかった、というわけは彼はどれほどの不吉な(個人・集団の)運命が彼を待ち受けているかを知っていたから。
But lo! as he passed through the gate of the city,the guards bowed down and made obeisance to him,saying,"How beautiful is our lord!" and a crowd of citizens followed him,and cried out,"Surely there is none so beautiful in the whole world!" so that the Star-Child wept,and said to himself,"They are mocking me,and making light of my misery."
しかし見よ!彼がその都市の門を通り過ぎた時、守衛は(敬意・挨拶・感謝の印として)お辞儀をしたそして彼に対して恭順をした、言いながら、「私たちの統治者はなんと美しい!」そして(ある市・町の)市民の群集が彼をまねた、そして大声を上げた、「確かにこの全体の世界の中でこのように美しいだれもいない!」その結果星の子供はしくしく泣いた、そして彼自身へ言った、「彼らは私をあざけっているところだ、そして私のみじめさを大したことではないと思っているところだ。」Nではmade obeisance to=to show obedience to.make light of=to treat as of little importance.取るに足らない重要性の性質を持つとみなすこと。
And so large was the concourse of the people,that he lost the threads of his way,and found himself at last in a great square,in which there was a palace of a King.
そして人々の(人・物の)集合はとても大きかった、ので彼は彼の進路の糸のように細いものを見失った、そしてやっと(のことで)(気がつくと)ある巨大な(市街地の)四角い広場にいた、王の宮殿があったところのものの中の。Nではlost the threads of his way 「道に迷った」thread:続き、(話などの)つながり。
And the gate of the palace opened,and the priests and the high officers of the city ran forth to meet him,and they abased themselves before him,and said,"Thou art our lord for whom we have been waiting,and the son of our King."
そして宮殿の門が開いた、そして都市の聖職者と高位の公務員が彼に会うために前方へ駆けつけた、そして彼らは彼の前に彼ら自身の地位を下げた、そして言った、「なんじは私たちが待っているところできた人としての私たちの統治者です、そして私たちの王の息子です。」abaseなんたらは要はへりくだるとかそんな意味だと思うけど、ちょっとこう訳すしかないな。
And the Star-Child answered them and said,"I am no king's son,but the child of a poor beggar-woman.And how say ye that I am beartiful,for I know that I am evil to look at?"
すると星の子供が彼らに答えたそして言った、「私は決して王の息子でありません、そうではなくて貧しいこじきの女性の子供です。そしてどうしてなんじらは私が美しいと主張しますか、というわけは私はじっと見るために不快なことを私は知っているから。」how say yeは現代の正しい語順に改めるとhow do you seyでしょうね。
Then he,whose armour was inlaid with gilt flowers,and on whose helmet crouched a lion that had wings,held up a shield,and cried,"How saith my lord that he is not beautiful?"
それから(すぐ)彼、そしてその人の甲冑は金箔をかぶせた花の咲く植物でちりばめられた、そしてその人の鉄兜の上に羽を持っていた獅子が(攻撃のため)身を低くした、は楯を持ち上げた、そして叫んだ、「どういうわけで私の統治者は彼が美しくないと主張しますか?」
And the Star-Child looked,and lo! his face was even as it had been,and his comeliness had come back to him,and he saw that in his eyes which he had not seen there before.
そして星の子供が見ようとした、すると見よ!彼の顔面はちょうどそれがそうだったときにあった、そして彼の美しさは彼へ戻った、そして彼は彼の両目の中に彼が以前にそこで見えなかったところのものが見えた。
And the priests and the high officers knelt down and said to him,"It was prophesied of old that on this day should come he who was to rule over us. Therefore,let our lord take this crown and this sceptre,and be in his justice and mercy our King over us."
そして聖職者と高位の公務員はひざまずいたそして彼へ言った、「今日の日の時に私たちを統治するためにあった彼がやって来るはずだということは昔から予言された。それゆえに、私たちの統治者にこの王冠とこの(王の持つ)笏を手にとらせなさい、そして彼の公正と慈悲において私たちを支配している私たちの王であらせなさい。」Nではof old「古くから;昔の」be in his justice and mercy our King over us 「王様、公平に慈悲深く我々をお治め下さい」'over'=showing command or control.ああ何だ、最後の節にはletは掛かってこないのか。
But he said to them,"I am not worthy,for I have denied the mother who bare me,nor may I rest till I have found her,and known her forgiveness. Therefore,let me go,for I must wander again over the world,and may not tarry here,though ye bring me the crown and the sceptre."
しかし彼は彼らへ言った、「私は価値のありません、というわけは私は私を生んだ母親と(自分は)関係がないと言ってきました、そしてまた私は私が彼女を見つけてしまったまで休んではいけません、そして彼女の容赦を知ってしまうまで。それゆえに、私に行かせなさい、というわけは私は再び世界じゅうを放浪しなければならないから、そしてここに(予定より長く)留まってはいけないから、たとえそなた達は私に王冠と笏を持って来るにしても。」
And as he spake he turned his face from them towards the street that led to the gate of the city,and lo! amongst the crowd that pressed round the soldiers,he saw the beggar-woman who was his mother,and at her side stood the leper,who had sat by the road.
そして彼が話しながら彼は都市の門へ案内する街路の方へ彼らから彼の顔を回した、すると見よ!兵士達を取り巻いて押した(ある集合体にまじって)人ごみの間に、彼は彼の母親だったこじきの女性が見えた、そして彼女の横に例の癩病患者が立っていた、そしてその人は道の(すぐ)そばに座っていた。
And a cry of joy broke from his lips,and he ran over,and kneeling down he kissed the wounds on his mother's feet,and wet them with his tears.
すると歓喜の叫び声が彼の唇から急に現れた、そして彼は急いでやって来た、そしてひざまずきながら彼は彼の母親の足の上の外傷に接吻した、そして彼の涙でそれらをぬらした。
He bowed his head in the dust,and sobbing,as one whose heart might break,he said to her:"Mother,I denied thee in the hour of my pride. Accept me in the hour of my humility.Mother,I gave thee hatred. Do thou give me love. Mother,I rejected thee. Receive thy child now."
彼はちりの中に彼の頭を下げた、そしてむせび泣きながら、その人の心が(ひょっとして)悲しみに打ちひしがれるかもしれない人のように、彼は彼女へ言った:「母さん、私は私の思い上がりの性質を持つ当代の過程でなんじを知らないといいました。私の謙遜の性質を持つ現在の中の私を(喜んで)遇しなさい。母さん、私は嫌悪(の情)を示しました。ぜひなんじは愛情を私に与えなさい。母さん、私はなんじを(きっぱり、すげなく)拒絶しました。いまやなんじの子供を受け入れなさい。」秘によるとhumility けんきょさ で、prideが対置されてます。これに関しては後でまた出てきます。reject=deny。Nではin (to) the dust=humiliated「卑下して;謙虚に」in the hour of my pride 「私が傲慢であった頃」cf.hour=a particular,or the present,point in time:in the hour of danger.
今思ったけど、whoseって訳しにくい単語だよなあ。他のwhと違ってこの一語だけで完結しないし。なんかこの倒置だらけの文章を読んでいてようやく訳し方をつかんだ感じ。辞典見てもわかんないんだよね。書いてある意味通り訳すとまず間違えますよ。むしろ後の用例を見た方が良い。
But the beggar-woman answered him not a word.
しかしそのこじきの女性は一言を彼に答えなかった。前にも書いた覚えがあるけど、この人answerをVOCの形で使ってるけど辞典にはないんですよ、この用法。
And he reached out his hands,and clasped the white feet of the leper,and said to him,"Thrice did I give thee of my mercy. Bid my mother speak to me once."
そして彼は彼の両手を差し出した、そして癩病患者の白い足を握りしめた、そして彼へ言った、「3度ほんとうに私はなんじに私の情けを惜しみなく与えました。私の母親に一度私と話をするように命じなさい。」
But the leper answered him not a word.
しかし癩病患者は一言を彼に答えなかった。
And he sobbed again,and said: "Mother,my suffering is greater than I can bear. Give me thy forgiveness,and let me go back to the forest."
すると彼は再び泣きじゃくった、そして言った:「母さん、私の苦痛は私が耐えられるに比べて(程度の)より大きい。私になんじの寛容さを与えなさい、そして(位置・状態が)もとへ森へ私に行かせなさい。」Nではforest 女性原理、太母。管理、開墾の及ばぬところから、理性や知性の外にあるものを表す。
And the beggar-woman put her hand on his head,and said to him,"Rise,"and the leper put his hand on his head,and said to him,"Rise,"also.
するとこじきの女性は彼の頭の上に彼女の手を置いた、そして彼へ言った、「立ち上がりなさい、」そして癩病患者が彼の頭の上に彼の手を置いた、そして彼へ言った、「起き上がりなさい、」同様に。
And he rose up from his feet,and looked at them,and lo!they were a King and a Queen.
そして彼は彼の足から立ち上がった、そして彼らをじっと見た、すると見よ!彼らは国王と王妃だった。
And the Queen said to him,"This is thy father whom thou hast succoured."
そして王妃は彼へ言った、「この人はなんじが援助したことがあるなんじの父親です。」
And the King said,"This is thy mother whose feet thou hast washed with thy tears."
そして国王が言った、「この人はなんじがなんじの涙で彼女の足を洗い流したなんじの母親です。」
And they fell on his neck and kissed him,and brought him into the palace,and clothed him in fair raiment,and set the crown upon his head,and the sceptre in his hand,and over the city that stood by the river he ruled,and was its lord.
そして彼らは彼の首に視線が注がれたそして彼に接吻した、そして宮殿の中に彼を連れて来た、そしてきれいな衣装で彼をすっかり覆った、そして彼の頭の上に王冠を置いた、そして彼の手の中に笏を、そして川のすぐそばに位置していた都市を彼は統治した、そして彼はそれの領主だった。秘によるとits=city。Nではfell on his neck 「彼の首に抱きついた」raiment《文語》=clothing.
Much justice and mercy did he show to all,and the evil Magician he banished,and to the Woodcutter and his wife he sent many rich gifts,and to their children he gave high honour.
多くの正義と寛大な行為をほんとうに彼はあらゆる人へ示した、そして悪質な奇術師を彼は追放した、そして木こりと彼の妻へ彼は多くの高価な贈り物を届けさせた、そして彼らの子供たちへ彼は高い(地位の高い人から好意を受ける)光栄を与えた。
Nor would he suffer any to be cruel to bird or beast,but taught love and loving-kindness and charity,and to the poor he gave bread,and to the naked he gave raiment,and there was peace and plenty in the land.
そしてまた彼は鳥または(人間以外の)動物に対して冷酷であるのを何にも(どうしても)許そうとしなかった、そうではなくて愛情と神の慈悲と慈悲心を教えた、そして貧しい人たちへ彼はパンを与えた、そして裸の人たちへ彼は衣服を与えた、するとその世界の中に平和と(物の)豊富さがあった。
秘によると、はじめはただの無垢が前に出てきたprideを生み出し、苦い経験をすることによって高次元の無垢、すなわちhumilityを学んだと。
いやー紆余曲折あったこの物語も大団円て感じですな。
さあ、次はいよいよ最後のparagraphです。そう長くないので一気に行ってしまいましょう。
Yet ruled he not long,so great had been his suffering,and so bitter the fire of his testing,for after the space of three years he died. And he who came after him ruled evilly.
けれども彼は長い間統治しなかった、彼の苦しむことはとても(程度の)大きかった、そして彼の試験の厳しい試練はとてもつらかった、3年の期間の後(ある決った日時)に彼は死んだ。そして彼の後にやって来た人(は誰でも)悪意を持って(専制的・独裁的に)支配した。
・・・・・・・
何これ・・・・・・・
これがこの物語の結末?
あ。思わず呆然としてN見るの忘れてた。so bitter the fire of his testing 「彼の試練の火はとても激しかった(ので)」
つーか何この続きがありそうな終り方。思わず次の頁めくっちゃったよ。
いやー奥が深いわ、海外文学。Oscar wilde恐るべし。
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