「総参謀長どの、私が思いますに、どのような上着をまとおうとも、政治の実相はただひとつです」
 (中略)
「少数による多数の支配です」(第4巻・221〜222頁)

 「内国安全保障局」が誕生する際のラングの台詞。一瞬、一面の真実を言い当てているようにも聞こえる。なるほど民主政治において、与党に派閥が存在する場合などはこの台詞に合致しているといえよう。

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